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2009年5月23日 (土)

歌仙『ややこ生る』 裏立句

5月9日起首

1目に青葉やま時鳥ややこ生る       恭子  夏
2  夏霧けぶる玉石の段(きだ)       ぼん  夏
3自由市ねぶた囃子の響くらん       さくら   夏
4  行きつけ店のコーヒーの味      乙四郎  雑
5望の夜の甍の波の照り映えて      らん  秋月
6  田畦豆(たのくろまめ)を包む小筵  整子   秋


1   秋の折立句。

折立句(おりたて句)というのは、歌仙の裏に入ってすぐの句で、立て句ですからしゃっきり立っていて、裏の始まりですので、変化への予兆をはらんでいなければならない。

「さまざまの」半歌仙での兼坊さんの折立、蛇の場の句を最初敬遠したのは、それが生臭かったから。前句の鞍上の風をまっすぐ受けて響き付けのように出ましたが、あれは生きていた。恋前のような句にぎょっとした。そういう生きた句を、なげてください。
しかし、まだ恋句や恋前句は出さないで下さい。

なんでもいいけど、秋の季語を入れて575。

これは夏が三句も出ています。
ふつうは夏や冬は二句までしか続けない。
一句で捨てることも多いです。
しかし三句まではいいと式目書にはあります。
滅多にないことです。

ぼん。長らくお待たせしました。

赤ちゃんの名は葵くん。まもるくんと読むそうです。

草冠にみずのと。癸はすなわち、きぼうのきです。
みずのとの中でももっとも運気がいいといわれる癸卯(きぼう)の癸。

第三、さくらさんの句の「フリマー」が今ひとつこなれません。
おもいきって、自由市と訳して置いてみる。
俳諧でのことばは、こうやって市民権を獲得していくのだと開き直るしかない。
だって、実際にはもう三十年近い歴史があるみたいだから。
蚤の市では表現できませんもの。フリーマーケットじゃないと。

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コメント

こんにちは
句>>流れの中にあわせるのがどんなのかもよくわからないので、とりあえず秋の句を作りました。
 
☆落ち葉ふむ よちよちあんよに 笑みこぼれ

☆拾いし実 孫になまえを 尋ぬなり

では また 

えめさんへ。
ありがとございます。
連句のきまり、あとへは戻らないという妙なものであるため、一度出た素材は使われないのです。発句脇にあるものは殊にだめです。
だから、あかんぼうはだめ。孫もだめ。きびしいでしょう。お祝い歌仙でもそれは守られる。

おもての禁忌を詳しくかいていなかったので、それについてかいたのですが、本文に書き加えようとしてはねられました。
ことに、いろいろと調べていて、うわっと思ったのは、「ねぶた囃子」が初秋の季語になっていたことです。
立秋の八月七日には終わってしまう祭りだから晩夏だとばかり思い込んでいました。くくく・・・ヒドイよね!
それで、苦肉の策。
第三はさくらさんの出されたもう一つのほうを形をかえてだします。
えめさんへ。何度も挑戦してください。
私も考えます。ほかの方々も、ひまなら出してよ。
没になっても、いつか使えるかもしれないでしょう。
きっかけにはなるから。

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