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2009年4月 2日 (木)

海ゆかば

http://streaming.yahoo.co.jp/c/t/00100/v06169/v0616900000000514425/

昨夜、アンジェラ・アキの『手紙』を探して聞く。
国民放送で見た、さる島(与那国島っていってなかったっけ。よなぐにじま。昔の俳句でよくみかけることばによなぐもりがある、むずかしいツチフルって漢字をのっけた曇りです。火山からの土や小石や砂が空中にまじって曇っているの意味)の学校での録画がたいそう感動的で良かったので、もう一度みたいと思った。素朴でうんとうんと感動した。なみだでるほどに。
これはとてもきれいで、これはこれでいい。
上記動画は宣伝付き期限付き。やがて消える。
「仰げば尊し」がついている。
仰げば尊しの歌詞。今こそわかれめ。
私はずっと「分かれ目」と思っていた。
ある日気付く。いざや別れめ。という文語表現であることに。
助動詞「む」の已然形。英語ならレッツ。
いまこそ別れゆこう。という意味であった。
さいご、「いざさらば」。

父も母も大戦争の時代に育った昭和一桁世代。
卒業式の歌は「海ゆかば」だったという。
海ゆかば。みづくかばね。山ゆかば。草むすかばね。
陰鬱なのに、すっきりとかたづいた調子の歌です。
さいご、「かへりみはせじ」。
今朝一番でこれをウィキで探し出し、聞きました。
連句の前田師が「海ゆかばをきくと、なぜか知らず必ず涙が出ます」とおっしゃっていたので、気にはなっていたのだが、大伴家持の歌の一部であったことも、ずっと後になって知ったことだ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E8%A1%8C%E3%81%8B%E3%81%B0
おや。これはでない。お手数ですが、ウィキ開いてみるかちがあります。

信じられない。
こういう歌をこどもの出発の歌にしなければならない時代があった。
戦死の情景のうたではありませんか。
旅立ちは旅立ちでも、おくりびとのようにあの世へと送る歌。
もっとも、さっぱり歌詞の意味はわからないで歌っていたそうですが。

かささぎたちの高校時代の卒業歌。
むろん仰げば尊しを式では歌いましたが、最後の花道で流してもらった送り出しの曲というのがあって、それは当時大ヒットした小室等の「出発の歌」でした。たびだちのうた。
表記はこれでいいかな。
さあいま、みらいへ。さあいま、銀河のむこうに。
とんでゆけ。っていうんです。なにもそこまでいかなくても。
・・・とおもいました。帰れなくなると大変ですから。

http://www.youtube.com/watch?v=UZiRcFX8ezU

かささぎの旗では、君が代研究という分類で続けているノートがあります。
「円交五号」もその一番最初にくるものです。
ぜんぶ読破しているかたはいらっしゃらないと思いますので、ざっと説明いたしておきます。こういう機会があまりないものですから。ホームページにして表紙をくっつければいいのでしょうけど、それをする時間がありません。毎朝毎夜ブログかくことで精一杯。

君が代の歌が国歌になったのは、乙骨太郎乙という人の進言による。
というエピソードを司馬遼太郎の随想で読み、その妙な名前に自然と強烈に記憶させられる。大奥の元旦儀式の歌だったというのにも驚いた。いみすることは、ものごとの原初、はじまりの歌。べつのことばでいえば、たまふりのうた、といってもいいかもしれない。儀式もその陰陽五行的にきっちりとした意味がある。(吉野裕子ワールドマニアならすっきりわかります。)
しかし日々の生活ですっかり忘れていたところ、所属誌「九州俳句」誌であるとき、郷土の歴史にとっても詳しいおかたが君が代のいきさつも含めてものすごく詳しい君が代論を書かれたのです。それを毎回読んでおりましたが、大山巌で止まり、乙骨太郎乙が出てきませんでした。これはいったいなぜだろうか。・・・と感じたことが発端にあります。気付けば、
自分でもわからないうちにぐんぐん深みにはまってしまいました。なにを調べているのか、を調べているようなきもちになります。あちらからのよびかけ。とおいはるかかなたから、かささぎ族が呼ぶのでしょうか。笑
なぜなのかをかささぎはしらない。

それにしても、日本は平和だ。
国歌斉唱で一部の人達が歌わないのには理由があるのでしょうが、こういう起源を知っておられたとしたら、また違う反応もあるだろうに。とおもうときがあります。
でも、その人にはその人の役割が、厳として、ありますものね。

なんといいますか、時の流れと歴史の動き、暗合と暗号、とこういうことを思っていますと、司馬さんがいみじくもその一文のタイトルとされた、「歴史の不思議さ」というものに思いを致さずにはおれません。
とても、敬虔なきもちになります。

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コメント

今週「海ゆかば」を歌いに靖国神社へ行くところでした。
戦争に行ったおじいちゃん、大学の先生、若者らが満開の桜の下に大勢集まって「同期の桜」を歌います。
締めは「海ゆかば」です。

カテゴリー「円交五号」は一度ちゃんと読もうと何度も何度も挑戦して難しくて途中で挫折しているカテゴリーです。
私との出会いはこのカテゴリーからですもんね。
深大寺へ行ったのもこの関係ですよね。
概略を書いてくれて助かります。

最近知人が「神武天皇と卑弥呼の関係」と言う本を出版しました。
かささぎさんを知らなかったら絶対読まなかったろうと思いますが、知ったばっかりに一生懸命読んでるよ。むづかしかぁ。

正しい本の名前は
誰も書かなかった「神武天皇と卑弥呼の関係」です。
   ↓

さくらさん。そうでしたか。
ではわたしもその本を買ってよみましょう。
海ゆかば。先日はじめて父母に卒業歌だったことをききました。おどろきました。私はこの歌をきくと、シンレッドラインって映画をおもいだします。ガダルカナルでの戦争が描かれた映画です。最近親が老いたなあって感じることが多く、夫も母のもとに帰った今、私しかいないのだから、以前よりもっと仲良くしていこうとおもいます。

正直に言えば、これまで一度も君が代に熱い思いを抱いたことはないのです。子供の頃は意味もわからず、ただ「式典に歌う歌」として歌っていた。そのことばの意味がわかるようになったのは、すっかりおとなになってからでありました。

そして、同じように軍歌にも同じような思いを感じていました。こうやって、かささぎさんのブログでみなさんのコメントに接しているうちに、歌詞の意味合いの重さ、歌詞にこめられた思いを知ることができました。どうじにこのような歌詞があたりまえのように歌い継がれていたその時代の重み、教育の重みをつくづくと感じます。

今朝文字がまるで打ち込めなくなりました。
つつじ祭りだけは宣伝しておこうとちらばるもじをかきあつめ、ふみかためてなんとかアップ。ひともじづつエンターキーおして、たいへんなめにあったよ。
いま、復旧。パソコンはおりこうさんですね。「障害が発生したので、以前のモードに復旧しました」案内がでました。
せいこさん。私も同感です。ところで、さっき裏のコンビニでわこちゃんにあった!これは運命とおもって、連句に誘った。笑

滞在時間 2分14秒 閲覧ページ数 2ページ 参照元 仰げば尊し 卒業式 海ゆかば


りかさんは元気かなあ

これ。

ありがとう。

前田先生に会いたし、
みやこさんに会いたし、まことさんに会いたし。かぐやさんは元気かな

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