無料ブログはココログ

« 星野村高野堂(こうやんどう) 6 | トップページ | 八女をめぐる四人の坊さん »

2009年4月24日 (金)

「ちんか婆」

題詠「ちんか婆」(小さなお婆ちゃん)

「かどんくちにほしてとかんの」*
   貝殻はちんか婆の声に随ふ

ちんか婆這ひつくばつて毟りゐし
  生へ揃ひたる草拝むごと

仏さんばなと名づけし金盞花
  ちんか婆は前垂れに挿す

ちんか婆わたしの年には何してた
  あなたが五十四わたしは未生五年前

永訣の朝の婆(ばあば)の鼻倒る
  あなたが教へた死相のとほり   

*
山下整子のコメント中の言葉より引用。
八女地方の方言。
「かど(角であり広義の門の意味、田舎においては家と家とを区切る境界線みたいなニュアンスもあり、また、農の庭をも指す)の入り口のところにでも捨てておきなさい」の意味。
昔は貝殻をへこんだ道の部分に入れて踏みしめていた。(ような記憶がある。)
それとも、これは私の幻想だろうか。
だんだんあやうくなってくる、記憶が。笑

参照記事)
大江希望文書にみる「かど」の語感
http://tokowotome.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-d7cc.html 

« 星野村高野堂(こうやんどう) 6 | トップページ | 八女をめぐる四人の坊さん »

コメント

なんとまあ、そげなきおくまでいっしょ。
確かにあさりの味噌汁のあとの貝殻は
屋敷の庭さきのへこんだ部分、
つまり水溜りができるところにかつがつ投げ込んで、小石代わりに敷石代わりにつかっていた。つかっていたというより、再活用してたってことでしょう。この記憶は貴重。もうすでに風化していた記憶だ。

こんにちは
こどもの頃は土の道を「どろみち」と呼んでました。
へこんだ部分に貝殻が入れてあって、、そこを通る時かかとで殻を踏むのですが、こどもの足ではなかなか割れませんでした。
隣の鶏小屋の隅には牡蠣の殻がたくさん積んでありました。
おばさんはそれを細かく割って鶏のえさにまいてありました。
学校帰りにギシギシの葉を摘んできてここんちの鶏にあげるのが楽しみでした^^

せいこさん、そん「かつがつ」!
かつがつ。
おい、おまいら、そんなにがっつくんじゃねえ。
てときにはがっつく、かつがつはもっとゆっくりした飢餓感。・・じゃないか。そうじゃなくて、いっぱいいっぱい、ぎりぎり。という限界をあらわす。いや、まてよ。それは「はつはつ」だったかな。はっ。もしや、これは方言ではないんじゃない。和歌で読んだきおくがあるようなきがしてきた。岡井隆あたりの。

エメさんのおはなしは、どこを切っても具体的な生々しさがありますね。それはすばらしい能力だと感心しきりです。わすれていたものが蘇ります。
それから、先日のゆうれいのお寺、どこにあるのですか。調べたら立花町とでますが。黒木ではないのですね。

そのエメさんの「先日のコメント」を読んでいないので、はっきりしたことはいえませんが、ゆうれいの掛け軸のあるお寺のこと?年に一回だけ公開されるという、枝垂れ桜で有名な黒木の寺のことじゃないの?実家の母が短歌仲間とさくらを見に行ったときに幽霊の掛け軸を見たといってた覚えがありますが。

ゆうれいに気をとられて、書きそびれた。
かつがつは古語にもあった、共通語。かろうじて。とかの意味。でも、やめ弁での使い道はびみょうにちがってたろ?そのつど、そのたんび捨てることを、かつがつ捨ててから、とか言ってなかった?

 「かつがつ」、久留米んにきでは「それぞれ(で)」のような意味で使う(使った)ような気がします~例えば食堂に言って「みんな、何ば食ぶっの?」「かつがつで、頼みゃよかろもん」ちいう具合に。
 昔、父が孫(私の甥)たちに、私の弟のことを「ちんか兄ちゃんが…」と言って、父としては年下のという意味で言ったのだろうけど、私より背が10㎝以上低いので弟にちょっと気の毒な気がしたことも思い出した。

こんばんわ
今夜は孫達が泊まりにきてるので、、やっと合間を見つけました^^
幽霊の掛け軸>>福島の矢原町にある正福寺。 福島幼稚園もありますよ。
伝説のお話はPCでも見れます(正福寺 幽霊の掛け軸で検索してください)。 以前、市の広報にも載ったことがあるんじゃないかな?
黒木のそのお寺の枝垂れ桜はほんとにきれいですね。
20年ほど前に初めてその桜を見たときはその美しさに息をのみました☆
今よりもっと妖艶な気がしました。 桜の木は年々衰えているのかもしれません。
人といっしょで 美しいときはいっときの夢・・・。
数年前にしっかりカメラに収めました。 誰も人がいなくて桜と二人だけでした。 
鐘楼も、きれいに掃かれた砂の庭も美しいです。
お寺の裏の杉の古木もぜひ見てください。 こちらは雨あがりがおすすめです^^

かつがつ、アサリの貝殻・・・
思い出して泣こごたる。

かつがつはseikoさんの使い方に同じ、正しい。
意味の解説ば書きよったけどわからんごつなった。
かつがつはかつがつたい。

鳥栖は海もないとにどうしてかあさり貝はよう食べよった。しじみ貝も。
庭の隅などに妙に貝の埋まった風景が蘇る。
誰ね、こんなマニアックなこと思い出したとは。
ほんなこて。

☆どちらの掛け軸もまだ実際に見たことがないんですよ★ 福島のはPCで見ましたが、、すてきな民話伝説があります。

そうそう。
ろいりさんを思い出しました。
山本コータローの、岬めぐりを聴いてたら。
なんか似てませんか?

お元気でしょうか。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「ちんか婆」:

« 星野村高野堂(こうやんどう) 6 | トップページ | 八女をめぐる四人の坊さん »

最近のトラックバック

2020年3月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31