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2009年4月15日 (水)

竹橋乙四郎と橋爪章のあいだ 4

この題で書く文章もこれで四回目、カテゴリーは芸能・アイドル。
(三回目がないと思ったら二回目の前にある。笑)

連句の座のとき、乙四郎は中座してしばらく帰りませんでした。
どこへいっていたのでしょう。それは、この開校式です。

初の病院職員向けセミナー開催

今日は、病院職員向けのセミナーを保健医療経営大学で開催しました。

http://www.healthcare-m.ac.jp/university/information/newsgrp/090310-seminar.pdf

90分×3コマの長丁場のセミナーであるにかかわらず、28人の参加がありました。

医療の世界に初めて飛び込んできた事務職が対象です。

今日のテーマは、医療に関する法規制、診療報酬の仕組み、業界用語など。

100km以遠からの参加もあり、現場ニーズの強さを実感します。

来週も開催しますが、既に申し込み数は本日を上回っています。

福岡県はとりわけ、医療費が高い、健診の受診率が低い、と個々の医療機関の経営努力だけでは地域医療を健全に維持することが困難な危険水域にあります。

地域全体の保健医療の経営改善への貢献のため、本学の知的資源の活用を図ってゆきたく思います。

橋爪章学長は日本で一校しかない医療経営学という今の日本が最も必要とする学問の長として、保健医療経営大学をひきいていかねばならない。だけどまだ宣伝不足で周知がはかれないことに悩んでいる。・・・

ということは、かささぎの旗も知っていました。
この日、連句の部屋から受講を終えて下校する若い人たちを見ていてすぐ感じました。

大丈夫。もっともっとこの学校は発展する。

かれらは、交通の便が不自由な場所であるにもかかわらず、タクシーを使って下校していた。それほどまでして医療現場で必要とされる知識を習得しようとしている。ひたむきだ。すごいことだ。自分が勤めている医院という限定的な視点での知識だけでなく、もっと地域にひらかれたより大きな視点で医療をとらえてゆく。その視点をまなぶ。考え方を学ぶ。一万円は高くない。その証拠にかれらの顔には充実感があったもの。

かささぎが学長橋爪章を高く評価するのは、こちこちの堅物であるにもかかわらず、連句という衆の文芸にまじめに付き合ってくれる柔軟さを持ちあわせているからです。

ふつう、このような開講式がある場合、スケジュールのなかに連句をいれるものでしょうか?
もしかささぎが乙四郎であった場合、「いやその日はとても忙しい、つきあえない」と、こういって断わるでしょう。それを「途中たつかもしれないが、大丈夫。日曜は休みたいから土曜がいい」といって連句をこの日に入れた竹橋乙四郎。
あとで、このことを学長ブログで知ったかささぎは、ほへえ!と驚いてしまいました。ずぶといやつだ。あきれた。

連句は文芸。文芸は早い話があそびです。
それほどまじめにあそびを考えてくれる乙四郎にかささぎは座布団を十枚なげちゃりたい(なげてやりたい)。これでこそ健康を第一の価値におく大学の長というものでありましょう。

ところで。閑話休題。

乙四郎も乙四郎なら、この日の座のため神戸から駆けつけてくださった、俳諧師前田圭衛子師もすごい。詳しくは書きませんが、とても多忙で責任のある仕事をなさっているかたで、いらっしゃれるかどうか寸前までわかりませんでした。前夜いらして、羽犬塚駅前のビジネスにお泊りいただき、お迎えに行って大学へきていただいたのです。

その師が、東京方面の連句の座で、当日のこの連句の座のことを書かれていました。

「昨日の九州の座は・・・筑豊の田園に建つ保健医療経営大学の理事長室という、だいそれた部屋でした。窓の外はまさに麦の海!風を感じながら歌仙を巻き終えて・・・山陽新幹線の風景は山が笑って笑いっぱなしで・・・そして月光降る神戸の海に対面しました。」

前田師は筑豊と筑後を混同されていますね。
なーんもない垢抜けぬ田舎という点では、まあ確かに似たようなものですけど。
笑。

ね。わかるでしょう。

このカテゴリーが芸能・アイドルでいいということが。

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コメント

医療の現場にはじめて飛び込んだころ。
自分の場合を久々に思い出しました。
空港でのボディチェックを一年、事務を博多と久留米で一年したあと、市役所のバイトや水系事務所で図面引きのバイトをしました。その後、遠縁の福岡市役所の国保課長が、当時まだ珍しかった心療内科の事務を紹介してくれました。医療事務は初めてでしたので、八女と勤務先の医院のあった天神を往復しつつ、久留米のサンライフビルでニチイ学館の医療事務講座を学びました。三ヶ月ほどでしたか。
事務自体は難しい仕事ではないのですよね。むしろ、患者さんやお医者さんに対して、あるいは薬剤師さんや検査技師さん看護婦さんへの対し方が、さまざまに気をつかわねばならない職場であったと今になって思いいたります。
すぎてしまえば、空港も、心療内科も、どちらも、小説がかけるほど、おもしろい職場でした。
そのころは事務をしながら、ちっともそのような地域医療の財布のことなどまではあたまがまわりませんでした。保険証を忘れてみえた方には、しかし、必ず自費での清算をおねがいしていたものです。
いま、保険料が払えない人が多い職場で、どのようにボスが工夫してるかそれとなくみていますが、保険庁とかけあって、毎月払えるだけは払いますので、ためている保険料をまってください。とお願いしています。全く払わないより確実に払ってもらえるのですから、歓迎してくれてるようでした。

芸能・アイドルには縁が薄いです。
「あのひと検索SPYSEE」という、ネット上の人物名を手がかりに人間関係相関を調べ上げるサイトが試験運用されていますが、そこで自分の名前を検索したら、「超能力者」つながりの人間関係があると出ました。

笑。超能力者。
去年の乙四郎の絶妙な出方、あとぜきで考えてみると、たしかに超能力者。

学長がブログをオープンして、はや2週間以上経ちました。
立場上、くだけた内容があまり書けないのが悩みみたいです。
いくつかのカテゴリーに分類されていますが、ほぼ毎日更新されているカテゴリーが、秋入学について解説している「秋季入学への道」( http://www.healthcare-m.ac.jp/app/gm/?cat=5 )。
秋入学を検索してもほとんど知りたい情報が出てこない、じゃ、自分で解説するしかない、というのが毎日の更新意欲を書きたてる源泉らしい。
まもなく、ネット上で最も詳しい秋入学に関する知識の宝庫になることでしょう。
それにしても、インターネットという国境を越えた仮想世界においてさえ、諸外国では当たり前の秋入学が、この日本だけ話題にすらなっていないというのが不思議といえば不思議。

かささぎの旗がおもうに、その理由はきっと単純なこと。さくらが秋には咲かないからだよ。

そうか
入学、卒業は春の季語だもんね。
秋にやったら日本の文化を乱す、か。

違う違う、そげん殊勝な理由じゃないよ。
かささぎがおもうこつはもっと軽薄なこったい。
イルミナティにのっとられないような集団むいしきがはたらいとるっちゃないやろか。とかね。
わけわからんことはたのしいから。
ところで、さ。
竹橋乙四郎にもどりたくない。
あれはどうなった。百首和歌のよみ。
また落ち着いたら再開してね。
はりつけたのは、あっとびっくり。
武田泰淳の妻の日記を、わたしも去年の暮にかった古本のなかにみつけた。正確に言うと、文芸誌「海」の武田泰淳追悼号の記事ですけど。
それをこんなに若い人が(といっても一回りくらいの若さ)ほめていることのたのもしさ。つられて、この英語の本、よみたくなりました。

百首和歌の読み解きには、精神をあちらの世界へ飛ばす工夫が要りますね。
こうやの宮へ七支刀を拝みにゆくとか・・・

昨日、会合で知り合った人、母方が大分の大友筋の人で橋爪姓だとか。しばし鑑実談義で盛り上がりました。

おつしろう。
保健医療費、ふくおかってワースト一位なん?
なんでじゃろ。学長ブログよんでますが、むずかしいよ。ことばが、きっとむずかしいんだろうとおもう。
気付いた時点でなるべく茶々をいれようか。あとで本文でやってみる。時間があればのはなし。
それから、こうやの宮ですが。
乙四郎大学とであった一年前、まず思ったのが、お、こうやの宮の近くだ!ってことでしたので、とても興味がある。ネットでみてみると、いろいろ写真つきででてくるようになったね。そのなかにかささぎの旗もあるようです。あそこは、管理人にたのんで、お堂の鍵をあけてもらわないと見れないのですね。
いつか竹橋乙四郎が対面しに、というかおがみにいくあかつきには、一声かけてください。かささぎの旗もおともしますんで。写真をとってきっちりとしたルポにします。

 やはり桜舞い散る中での入学式でなくちゃというのは、関西~関東地区中心主義による日本人の共同幻想だと思う。だって日本列島は北東部と南西部で全然気候が違うから、入学式のシーズンには既に桜が散ってしまっているところ、まだ咲いていないところが半分以上ではなかろうか?
 それに、(特に東日本では)雪や波浪で交通機関が乱れる中での入試、その入試のために、特に高校3年生は3学期がないも同然、中学生どころか小学生まで1月から入試に追われて、卒業式までの余韻に浸るどころではない。そして入学して1ヶ月も経たないうちに大型連休で学業が中断という問題も。せめて高校卒業して、それから受験、進路決定後から就職・進学するまでのモラトリアム期間があってもいいと思いますねん。

呂伊利さんに一票!
高校で学ぶべきことは多いのに、秋から入試が始まるために半年間近いロスがあります。そんな状態が既に半世紀以上続いていて、誰も疑問を口にしないほど自然なこととされている。

連句的:
次男の学校では今日が運動会です。
新年度が始まるすこし前から応援団の練習を始めていました。中高一貫校での運動会四月末というのは入学後すぐに練習が始まる。団体行動することで、クラス作りが容易なのかも。幼稚園や公立だと秋ですが秋は今暑いですよね。倒れたりして。
季語としての運動会は秋というのはありますが、もはや現実の場では崩壊している。長女長男の博多での運動会も、雨季に入る前の六月頭でした。

言われてみればそうですよね。
長女のいる青森では桜は五分咲きくらい。弘前公園の桜祭りもこの週末から。
したがって入学式には桜はない。

歳時記に、地方版はあるのだろうか?
夏期休暇や冬休みなど、地方では違う事を大人になってから知った。(たぶんTVで)
秋入学のシステム、良いとわかっているけど変えるのめんどくさいからじゃないかな?
いろいろな事、一杯変えなきゃならないもの。よくわからん。

歳時記の地方版。探せばあるよな気もするな。
鱈長(たらおさ)の煮物とか、筑後では盆料理だから、冬ではないものね。その他七夕すいかとかの民俗行事も地方独自なので、まとめていけば面白い資料になるとおもいます。
秋入学も、実現するといいですね。なんでも柔軟に対応するのがいい。

バンコクではスイカは冬の食べ物でした。
しかし、日本人学校の子供たちは、夏の食べ物だと覚えさせられていました。

それはまっとうな教育だとおもいます。

昨夜、栗本薫(中島梓)さんが亡くなられたとか。56歳。
この方の作品はひとつも読んだことがないのですが、かつてメール交換を頻繁にしたことがある方なので、自分にとっては特別な方の死です。
20年ほど前、まだネット上の情報交換が「パソコン通信」といわれていた頃のこと。
ネット上の書き込みで、これから自殺するぞ宣言をした人がいて、なんとかせねばと立ち上がったおせっかい屋がふたり。それが、乙と栗本さんだったという次第。
メールで綿密に情報交換しながら、自殺企図者が立ち寄る様々なサイトの書き込みを見つけては心理分析をして、ふたりの筆力で何とかその方をこの世にとどめた、共闘関係の方です。
お互いにペンネームで身分は明かさずにメール交換してたのですが、メールの返事が、数分後には乱れのない文章で原稿用紙にして数枚分もの分量で届き、ただものではないことはすぐにわかりました。後になってお互いの身分を明かし、びっくらこいたというわけです。
自殺したがってた人は、いまだに、介入したのが栗本薫さんと厚生省の官僚だったということを知りません。

 中島梓の名と文章を初めて知ったのは1976年頃、いかにも才女という言葉がピッタリの感じでした。文壇デビューの頃のキャッチフレーズが「花のニッパチ、水瓶座」で、同じ年月生まれなのに、それに比べて俺はいったい何をしてるんだ、と劣等感抱いたことも~ちなみに花のニッパチとは、その数年前に流行った言葉、相撲界で昭和28年生まれの有望若手力士、北の湖・2代目若乃花・麒麟児・大錦等々(小錦や寺尾などはそれをもじって花のサンパチと言われた)。
 その後、栗本薫の名で江戸川乱歩賞を受賞、でもグイン・サーガ・シリーズは、タイトルがいかにも欧米SFっぽく過ぎて、読まず嫌いで終わった。そしてSFファンの間で話題になった、SFマガジン編集長との不倫騒動といったゴシップも今は昔のこと。乙四郎さんと繋がりがあるとは知りませんでした。

こんばんわ
中島氏は辛口で痛快でした。
栗本氏の本は1度だけ読んだことがあります。
乙四郎さんとお知り合いとは驚きです。

花のニッパチ>>流やりましたね。
相撲ニッパチ組の20歳頃は最高に盛り上がってましたね。
なにをかくそう・・私もニッパチの水瓶座ですが・・・
それにしても最近は50代の早世が続きますね☆彡

花のニッパチではありませんが、
わたしも水瓶座でございます。
水瓶座は感性ゆたかなものが多い(笑)と、水瓶座同盟(以前働いていた職場で、水瓶座生まれの同盟をつくっておりました。会員6名。自称ゲージュツ家きどりの勘違いヤローばっかり)では、そのような評判だったのですが・・・。

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