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2009年1月22日 (木)

オバマ就任演説  番外篇連句的

竹橋乙四郎

▼オバマ大統領就任

福井県といえばオバマ。オバマといえば数時間前の就任演説。
次の一節が心に残った。(引用訳文は読売オンライン)

「我々のつぎはぎ細工の遺産は強みであって、弱みではない。
我々は、キリスト教徒やイスラム教徒、ユダヤ教徒、ヒンズー教徒、それに神を信じない人による国家だ。
我々は、あらゆる言語や文化で形作られ、地球上のあらゆる場所から集まっている。
我々には、南北戦争や人種隔離の苦い経験があり、その暗い時代から出てきて、より強く、より団結するようになった。
我々は信じている。古くからある憎しみはいつかなくなり、民族を隔てる線も消えると。
世界が小さくなる中で、我々に共通の人間愛が現れることになると。
米国が、平和な新しい時代の先駆けの役割を果たさねばならないと。」

そして、米国の指導者が、決して忘れないこと。

「我々の前に広がる道について考える時、今この瞬間にもはるかかなたの砂漠や遠くの山々をパトロールしている勇敢な米国人たちに、心からの感謝をもって思いをはせる。
彼らは、アーリントン(国立墓地)に横たわる亡くなった英雄たちが、時代を超えてささやくように、我々に語りかけてくる。
我々は彼らを誇りに思う。
それは、彼らが我々の自由を守ってくれているからだけではなく、奉仕の精神、つまり、自分自身よりも大きい何かの中に進んで意味を見いだす意思を体現しているからだ。
これこそが時代を決するこの時に、我々すべてが持たねばならない精神だ。」

さて、福井県。
嘘かホントか、八女の紙漉きの技術は福井県から流れてきたと耳にしたことがある。学生時代、全国郵便番号一覧の中から、福井県の九頭竜の近くに「橋爪」という地区があるのを見つけ、そこを目指して一人旅をした思い出も。「橋爪」のバスストップ、今も残っているだろうか。

就任演説の速報の検索中、たまたま見つけた別の記事。(すぐ消えるかも)
   ↓

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/214224/

▼かささぎの旗:ひめの

なぜ戦国百首をカテゴリーの君が代研究に入れているか、それを書きます。
江戸城開城で明治政府に政権がいき、あれよあれよと暦がかわる。西洋と対等に付き合いたくて、国歌を作る。そのとき乙骨太郎乙(ひさしぶり!つい乙四郎とかきそうになった)が、それなら大奥の儀式で歌われる君が代の歌はどうであろう。と諸賢にはかったところ、薩摩人がそれならおいどんのくににも琵琶歌がごわす。といい、長州人もうちにも似た歌がある。・・・、ということでピタッと意見が一致、これに決まる。
いまのように情報も意識もオンラインで結ばれてはいなかった時代、なぜにあんなにいきわたっていたのだろう、君が代。といぶかしく思っていると、八女の戦国の歌のなかにも冒頭歌として君が代が出てきていた。いわゆる賀歌というものだと思いますが。百首和歌という形式についてきちんと学んでいないので、うかつなことは書けませんが。
それで、そういうことすべての謎と和歌の歴史と、じぶんのなかに歴史をよみたいきもちの二兎を追いかけ、乙四郎がのってくれたのを幸い、よみ始めた次第です。読みながら考えながら走る歩く。

一月経ちました。

八女戦国百首は思ってた以上に深くて広い視野に開かれて立っており、決して「八女や筑後一円の地方武士の教養」などということばでくくれるものではありません。
座というものがすぐれて政治的であった時代の、第一級史料であります。
時代は麻のように乱れていたときであり、混沌が身分の上下や位置の東西南北をすべてひっくり返す。

謎がたくさんあり、今の常識が通用しない。
だから、とてもとてもおもしろい、新発見の山。
これまでだれも手をつけなかったのがふしぎです。
考えてください。こういう史料が全国にはたくさん眠っていることを。

〈連句的おまけ〉

去年アメリカ大統領選のみどころを教えてもらいにいった、あべしげさんのfacta、そこで学んだのは、命を賭して守るものがあることの価値でした。なんど懲りても戦争をやめぬ国アメリカの不撓不屈の根性の根っこにあるものに気づかせてもらいました。ものごとを一面からだけ見るのではなく、あらゆる角度からみることの大切さ。

考えてみれば、敗戦までの日本がもっていた(と思っていた)悠久の大義もそれであったろう。

情報誌『facta』編集長あべしげさんのオバマ記事:↓

http://facta.co.jp/blog/archives/20090120000812.html

▼ 八山呆夢(ぼん)の言葉。(旧姓・本多)

豊後本多氏の年表を覗いてきましたが、(本多一族の祖が同族かということの)こころあたりはまったくありません。(あたりまえじゃろ)父の父=祖父に会ったことはありません。物心ついたときにはすでに他界していたのだと思います。ばあちゃんの話だと(記憶によれば)宮大工だったといっていたようですが、兄が調べたら普通の大工だったらしいと。なにせ福井県福井市の生まれで、何の因果か久留米で商売を始めたわが父。福井の大火で、市役所も何もかも焼けてしまって、古い事はわからないと聞いておりました。なのに家系図があるところにはある。ミステリーです。

▼ 筑後の溝口地区

越前の日源上人と筑後の福王寺:https://www.city.chikugo.fukuoka.jp/chikugosyoukai/isan/isan_22.htm

あれ。検索では出てきませんね。

榎本武揚が記憶に残っていたのでしたが。たしか、像をたてて祀ったときの農政大臣だったとおもう。日源の像だけが出てきますが、ほんとはそのうしろに碑があって、文字が読めました。(数年前この寺を探してうろうろしたとき、近くの土手にとても古い神さびた神社があって、そこはなんといいますか、太古の森っていうような、気が非常に古いものを感受した。おそろしかった。有名な神社らしかった)

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コメント

そう、あなたならできる
西日本新聞の今日の社説の見出し。西日本新聞はものごころつく前から自分の環境の一部として空気や水のように存在していたメディア。西日本新聞が作る空気みたいなものがあり、その空気によって自分の思考が形成されてゆく。今日の社説は大統領に就任したオバマの総括であり、就任演説の全文をくまなく読むとは思えない圧倒的多数の読者に対しては、就任演説を読んだに等しい印象を与えてくれるものとの横着な期待感がある。さらに、圧倒的多数の読者は、見出し読者である。この見出しによって、オバマの就任演説のイメージを悟ったつもりになる。
就任演説中、オバマ大統領は、Yes,we can.を一回も用いなかった。Changeすら2回しか用いなかった。自分では確認していないが、どうもそうらしい。彼は、明らかに、いつもとは違うメッセージを就任演説に込めていた。全文を読めばわかる。社説を書く人もお忙しいのでしょうが、西日本新聞を愛する人々をミスリードしないよう、細心の努力を払っていただきたいものです。西日本新聞よ、そう、あなたならできる。

>つぎはぎ細工の遺産は強みであって、弱みではない。

多国籍な人間が少ない島国のニッポンでは、このせりふは聞けないですね。
印象に残った言葉でした。

核の放棄。
わたしは、アメリカこそが実現していただきたいと思います。
期待していいのでしょうか。

理想を掲げるところからはじめる、理想がなければ実現はしないと言う考え方があります。
しかし現実は理想とはほど遠く、理想を掲げるだけではどうにもならないという考え方もあります。
これが一部でも実現するなら、そして演説としてはわかりやすく言葉の選び方一言一句すばらしいと思います。
でもあまりにも賞賛のオンパレードで、一政治家が現れたくらいでそんなにたやすく改革や変革がおきるものでしょうか?
ご祝儀として新大統領の批判は半年はしてはならない・・・などとマスコミは言っていますが、じゃ、日本の政治家にもそうあってもいいんじゃない?と思ったのでした。
朝から晩まで日本の総理の批判、取るに足らないことまでこき下ろしているのもどうかと。
なんたってわが国の首相だもの。

反米が主流の日本のマスコミもこういう時だけアメリカ万歳、アメリカさまさまにはちょっと違和感感じるなぁ。
アメリカの核の廃絶、現実的じゃないと思います。
けど、理想は理想ですね。

じつはオバマさんの演説一回も聞いてないし、読んでもいません。すんません。
大統領演説の草稿書きで年収一千万か。
いいなあ。やらしてくれないかなあ。かささぎに。
あそうさん、わたしはあなたがだいすきです。笑
最近の総理のなかではいちばんの人物とおもってる。いちばんだいじな要素があそうさんにはある。支持率の数字なんでどうにでも操作できます。いちいち気にせんで、すきなようにしたらよか。

>ご祝儀として新大統領の批判は半年はしてはならない・・・などとマスコミは言っていますが、じゃ、日本の政治家にもそうあってもいいんじゃない?と思ったのでした。
朝から晩まで日本の総理の批判、取るに足らないことまでこき下ろしているのもどうかと。


ほんなこつ!
揚げ足取りもいいとこ。
あげなごこば、国会で首相を追及してどうすっと。
もっと議論すべきことがあろうもん。

国会のニュースをみるたび、げんなりします。

昼休み携帯端末からです
私の携帯は子供のと一緒に安心サービスになっとって 自分のblogさえ 読めない時があるんです
しかし今日は ここにつながった
ぼん 福井だよ!

オバマ米大統領のプラハでの演説(5日)。
核廃絶を照準に、包括的戦略を打ち出した。
これまでの米大統領は、ここまで踏み込めなかった。
「米国は、核兵器を使った世界で唯一の核大国として、行動する道義的な責務がある」
米国にこれを言わせたいために、長年、被爆者対策に打ち込んでいた者として、感涙もの。

◇オバマ大統領の演説内容
 全面核戦争の危機は去ったが、(核拡散により)核攻撃の危険性は高まった。米国は、核兵器を使った世界で唯一の核大国として、行動する道義的な責務がある。核兵器のない平和で安全な世界を目指す米国の決意を宣言する。時間はかかるが、世界を変革できることを信じる。そう、私たちにはできる。
 核廃絶に向け確実に行動する。ただ、世界に核兵器が存在するうちは米国は安全な方法で核兵器を維持する。敵を抑止し同盟国に安全を保障するためだ。
 核弾頭の配備・保有数を削減するため、今年末までにロシアとの新しい軍縮条約の締結を目指し、交渉する。
 核実験全面禁止条約(CTBT)発効に向け、(発効条件の一つである米国の)批准を強く求める。
 核兵器用の核分裂物質の生産を、検証可能な方法で禁止する新しい国際条約(カットオフ条約)を求める。
 核拡散防止条約(NPT)体制の強化に努める。査察を強化するため資源や権限が必要だ。核拡散を防ぎながら各国が核を平和利用できるよう国際的な枠組み「核燃料バンク」を創設すべきだ。
 一方、違反国には相応の処罰が必要だ。今朝、北朝鮮は長距離ミサイルに使えるロケットを発射し再度、ルールに違反した。違反は罰せられなければならない。国際的に強い態度を示すべきだ。
 イランが厳格な査察を受けるなら、核を平和利用する権利は認める。しかしイランの核・弾道ミサイル計画が脅威である限り、チェコとポーランドでのミサイル防衛(MD)計画を進める。脅威でなくなれば、欧州でのMD計画は実施しない。
 テロリストによる核兵器入手を防がねばならない。これが国際的安全保障への最も差し迫った最大の脅威だ。
 拡散の恐れがある核関連物質をすべて管理できる体制を4年以内に築く。そのためロシアと協力を強化する。
 核安全保障を巡る国際サミットを米国が来年までに主催する。
 平和の追求をやめれば平和は来ない。チェコの人々は一発も銃弾を撃たず核武装した帝国(ソ連)を崩壊させた。


おつしろう。ありがとう。
以下の文章を打って、すぐ消した。いらんこったい。とおもって。
小浜大統領は立派だけど、よその国のボスで、日本のボスではありませんからね。
正直な話。かささぎはみじめなきがするよ。
日本の領空を侵しながら、北のロケット砲が飛んでくる。それを事前に知りながら、待ち構えて許してしまう。政治も国民もぜんぜんもりあがらない。かんぜんにひとごと。いうことといえば、「それでは国連は、アメリカは、どう出るでしょうか」。

かささぎがたくさん、あちこちで営巣。
ときに落下物。
たまにハンガーにまじって朝顔の支柱まで。
みなさん、頭上にはつねにお気をつけください。

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