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2009年1月24日 (土)

creative suffering

天津池さん

    山下整子(歌人・俳人・連句人)
    
八女郡広川町在住

わが家の近くにあるため池。
ただのため池なのに、地域びとは「天津池(あまつけ)さん」と「さんづけ」でお呼びになる。
まかふしぎなことじゃ。

そう言えばと、忘れかけていたふるい記憶が蘇る。

息子が中学生になったばかりのころ。
当時、行政区長をしていたおじが血相を変えてやってきた。
「天津池さんにボートを浮かべて遊んでいる子供がいるとの苦情を受けて見に行ったら、どうもお前んちのシュンスケのごたる。岸からやかましゅう怒鳴ってきたが、お前たちからもやかましゅう言うてくれ。
あそこは神さんのおらっしゃるところ。バチんあたっぞ」

そのころ魚釣りを始めたばかりの息子。
この池はブラックバスがうようよしているとかで、岸から釣れないので、友だち数人で、友達の父親が所有するゴムボートを浮かべ、まんなかから釣ることにするのだと言っていた。

やかましゅう言うもなにも、この母は、ゴムボートから釣ることを事前に報告されていたのだ。溺れないようにしなさいよとだけ注意を促して傍観していたのは、なんにも知らないこの母親であった。
「神さんがいる溜め池」なんて聞いたことがないし。

さて。町史にもどる。広川地名考から。

「天津池(あまついけ)」
つり鐘が沈んでいるとの伝説がある天津池の周辺地名。池そのものに天津神(あまつかみ)を祭祀することにちなみます。

水神信仰の項にも、
・・・智徳には天津池(
海士漬池)があって、天津神社が祭祀されています。
この池には天正時代のころに、銅鐘が池底に沈んだという二説の伝説が伝わっています。(中略)
天津池の本殿は池底にあると伝えられ、以前は池の中央に竹を立てて注連縄が張られていました。
との記載があった。

天津神ってのは、「記紀神話に基づき天降った神と伊弉諾・伊弉再尊の子孫神」をいうのだそうな。この池での雨乞いの様子も紹介されていて、どうやら水の神様がおらっしゃるらしい。

この池の由来を地域びとのみんながみんなご存知のわけではないのだろうが、やはりいにしえから信仰の対象として大切にあがめられてきたのに違いない。ここにも、信仰心の継承が伺える。

そんな信仰の対象物である「由緒正しきため池」での、それも、神さんの頭上からの「ボートからの魚釣り」を許可してしまった経験を持つ母は、あらためておのれの無信心ぶりを恥じ入るばかりである。

引用出典:http://tanka-souko.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-4563.html

▼ かささぎの旗ひめの

せいこさん。この
あまついけさんの伝説、ほんとはなにをかくしているのでしょうね。
たとえば。根性悪かささぎの推理。
ある時代雨がちっとも降らなくてすごい旱魃が続き米も麦もなにもとれず、飢えた。雨乞いもきいてくれない。そこで人身御供をときれいな乙女を一人水の底に沈めた。
ほら。あの吉田の中島さんの伝説。あれもほんとはどうだったのだろう。せいこ、旧姓中島じゃなかった。

▼ 31文字倉庫山下

かささぎどん。
ありえないハナシではないかも。
第一、なぜ、池の底に神様を祭ってるのかがわからん。
そういえば、ここには釣鐘伝説があった。

戦国時代のこと。
黒木郷の善応寺から西牟田城に送られるはずの釣鐘がここに転がり落ち、海士を呼び集めて引き上げようとしたが、どうしても引き上げらず、そのまま釣鐘はこの底に沈んでいるって伝説。だから、別名を
海士漬池とも呼ばれてるそうな。

雨乞いのために人身御供をさしだすって、
ホントにあったのかな?

▼かささぎの旗ひめの

あまがづけいけ?あまがづけとあまづいけ。
あまがつかっている。ような地名ですね。
人身御供は
あった。
かささぎはそれをみていたのでおぼえてる。
この国のいやらしいところはそういうところだとおもう。
それで逆のはなしにしたててきれいさっぱりしたかおで黙っている。
伊勢の斎宮に奉仕する斎王って職がありましたね。
あれはよく似ています。
女性が一生を棒に振るんです。国家の安泰のために。

脚注:

creative  suffuring ・・・キング牧師の歴史に残る演説
      “I Have a Dream.”に出て来る言葉。
創造的受難。ある状況に変化を生み出すための意味ある苦難。

さいくう、いつきのみや、さいわう:

http://www.pref.mie.jp/saiku/hp/nani/nani.htm

http://www.tv-osaka.co.jp/tokubetu/saio/ise/ise.html
   

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