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2008年8月30日 (土)

歌仙 『コンビニで』

歌仙 『コンビニで』

コンビニで本買はさるる梅雨の底(自・夏)   恭子
  賞味期限の長き紫陽花 (場・夏)      兼坊
レンズ越しリボンとりどり巻かれゐて(場・雑) さくら
  明治生まれの祖母を寿ぐ (自他半・雑)  千晴
良宵の雲流れつき山の里(場・秋)       都 
  循環バスを降りるこほろぎ(場・秋)     宙虫

裏  

ハロウィンの仮装のままに整体師(他・秋)  かぐや
   バカボンママを理想の女と(半・恋)    恭
言の葉のつなぎかたさへまだ知らず(自・恋) ぼん
   仕舞ひ忘れしむらたまの
樞(くる)(自・恋)整
東京を北京に重ね齢かさね (自・雑)乙四郎
   汚染されたる雪が降りしく (場・冬) 坊
温室は破裂した月光(かげ)でいつぱい (場・冬) 朝世
   急ぐ余りに靴を片方    (自・雑) ぼん
妻子なきおじさんの買ふメロンパン (他・雑) 晴
      誰にもらひし匂袋よ (半・雑) さくら
いたづらに移らせまいぞ花の色 (自・花) 乙
   烏が鳴いて帰る出替(でがはり)(他・春)晴

名残表    

春耕の島は真水の音がする (自か場か・春) 虫
   よかったですね、ところでなにが(半・雑) 整

熱弁の講演終わりぐったりと (自・雑)  兼

さっきまで久留米にいました。
政治家の後援会。
さて、付け句。整子句の選句も兼坊さんです。

りくつをいえば、本当の場の句はないのかもしれない。
どの句も人情句。どこかに人間の匂いがしてる。

つぎはさくらさんですよ。雑で七七。
場の句をおねがいします。

かささぎはねむいのでもうねます。ははーっ。



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コメント

なぜ宗教とつながるのかさっぱりわからんばってん、こんなのはどうやろか。

一個目と二個目の句のつながりはありません。
全然違う神社の風景をかいています。

秋祭りの日土砂降りの雨
参拝客の人並みつづく

春耕の島は真水の音がする  虫
よかったですね、ところでなにが 整
熱弁の講演終わりぐったりと  兼
 参拝客のつづく杉並  さくら

さくらさん
ありがとうございました。
秋祭りの日どしゃ降りの雨
これ、とてもいい句で、ここにおけたらどんなによかろうと思ったのですが、秋はまだにしましょう。雑。
参拝客の句をすこしだけ変えました。
杉並は句でなく、杉並木。参道の。
前句にちゃんと付いて離れています。
うまい!
 
きょうは八女地方も八朔さん。毎年この日は雨です。で、たいがいあした晴れて、花火があがります。子が楽しみにしてます。
母はなぜかぜんざいを作ってくれました。

つぎですが、都さんもかぐやさんも無理みたいで、かささぎがつけます。まってください。むすこがさっきからパソコン使わしてってうるさいのです。

上記、「杉並は句じゃなく→杉並は区じゃなく」でした。すんまへーん

さくらさん。歌仙の面の構造です。
一の折、おもて・・五句目までに月。
裏・・九句目くらいまでに月、十一句目に花(春)
名残の折表・・・十一句目、秋の月。
名残裏・・五句目に花(春)。
月は花より一つ多く、ナオでよむ月は一番大事な月。ですから、ナオ(いまやってるところ)では来るべきこの月がいちばん肝腎です。それと、秋の季語入りの句をだす場合、気をつけないといけないのは、素秋(すあき、月がないこと)はだめとする禁忌があるため、月の位置をかならず気にかけている必要があります。花と違って、定位置から引き上げられたり動く場合が多いですが、それでも、三個目の月はほぼナオ十一句目にあがります。

春耕の島は真水の音がする  虫
 よかったですね、ところでなにが 整
熱弁の講演終はりぐったりと  兼
 参拝客のつづく杉並  さくら

付案 雑

1 「生涯を農に捧げし人」とのみ
2 外宮(とつみや)におほげつひめの祀られて
3 ワンコイン分のガソリン分け合ひぬ

つぎはぼん、おねがいします。
選句もまかせます。
さくらさんはどこのお宮をイメージされたか、靖国神社かもしれないのですが、一直で杉並みを出したので、どこか山深い地のお宮さんを連想します。あるいはお宮さんではない、お墓。

ぼんの出す句は、時事句(雑)または冬どうぞ。
まだ人名とか出てません、酒もでてない。音楽も。スポーツも病体も。じゃんじゃん出していいよ。好きなようにつけなはれや。
以下、
ナオ
6 短句 ぼん
7 長句 乙(冬か歳末か新年)
8 短句  千晴
9 長句 整
10短句 兼
11 月(みんなで凶作
12秋 虫
ナウ
1 秋

ワンコイン分のガソリン分合ひぬ

土手を転げて命拾いよ

「生涯を農に捧げし人」とのみ
記念の旅行霧島へいざ

う~ん生みの苦しみ

おお。ぼんならこれだろうな。と思う句をとってくれました。むすこさんが車ごとがけからおちた受難話をくっつけるとは。はっはっは。わたしならおおげつひめ。伊勢外宮。別名がいくつもある、おおげつひめは大気食姫?こんな字。はにやすひめ、とゆけのおおかみ。同じ多分。

バイクのガソリンはわずか数リットルで済む。
五百円で買えるのはバイク二台分と思って詠める。
こっちでいきますか。あるいは、

「生涯を農に捧げし人」とのみ
  うみの苦しみしにの苦しみ

これはどうじゃろ。しにのくるしみ。という表現はおかしいかもしれないが、意味つたわる。

1案
春耕の島は真水の音がする  虫
 よかったですね、ところでなにが 整
熱弁の講演終はりぐったりと  兼
 参拝客のつづく杉並  さくら
ワンコイン分のガソリン分け合うて
 土手を転げて命拾いよ


2案
春耕の島は真水の音がする  虫
 よかったですね、ところでなにが 整
熱弁の講演終はりぐったりと  兼
 参拝客のつづく杉並  さくら
「生涯を農に捧げし人」とのみ
  記念の旅行霧島へいざ
3案
春耕の島は真水の音がする  虫
 よかったですね、ところでなにが 整
熱弁の講演終はりぐったりと  兼
 参拝客のつづく杉並  さくら
外宮におほげつひめの祀られて
  生みのくるしみ死にのくるしみ

つぎ、乙さん。冬か新年か歳末か夏。長句。
選んでください。素材はこれまで出てないもの。

しまった。外宮の句は三句がらみだ。捨ててください。

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