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2008年8月23日 (土)

初裏端句

裏  

ハロウィンの仮装のままに整体師(他・秋)  かぐや
   バカボンママを理想の女と(半・恋)    恭
言の葉のつなぎかたさへまだ知らず(自・恋) ぼん
   仕舞ひ忘れたむらたまの
樞(くる)(自・恋)整
東京を北京に重ね齢かさね (自・雑)乙四郎
   汚染されたる雪が降りしく (場・冬) 坊
温室は破裂した月光(かげ)でいつぱい (場・冬) 朝世
   急ぐ余りに靴を片方    (自・雑) ぼん
妻子なきおぢさんの買ふメロンパン (他・雑) 千晴
   誰にもらひし匂袋よ    (雑)さくら
いたづらに移らせまいぞ花の色   (花・自) 乙
                    (春)

こりゃあいかん。
間延びしたビールになりそう。

都さん都合が悪くてパス、そんならとそらんさんに頼めばずっとはじっこ。
そこでせいこさんにお願いいたします。

(ここ、むずかしい。ですが腕の見せ所でもある)

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コメント

いたづらに移らせまいぞ花の色

この句ですが、思った以上に俳諧的でいい句です。初折裏一面を見渡せば、和歌の題材が目につきますが、匂袋という古典的なみやびをちゃんと受けて、そして悲観的にじゃなく慈悲的に救い上げている。この視点は、さくらさんがカメラ暮らしブログで取り上げておられた紫陽花の移り色の世界にも通じますよね。けなして悪かった。

おまたせしております。
現在こうなってます。
セイコさんは昨日から合宿中です、地域の子供たちを引き連れて。あしたにならないと帰ってこないって。んで、岐阜の千晴さんに急遽お頼みいたしましたら3句すぐつけてくださったのですが、たけくらべ。ってのはうっかり長句に長句をつけちゃった。なので、もっぺんやり直ししてもらってます。以下、その句。

1鳴きながら烏帰りて西の空
2足裏を見れば五十歩百歩なり
3毒茸探し当てたる森の端
4マイセンに海老一匹のお惣菜

季語が・・。笑
カラスは寒鴉では冬ですが、季語ではなし。2も雑。3は茸で秋。4、海老はたぶん新年。イセエビが新年に登録されてるし。新年っぽい。(けちつけすぎ?)
でも、おもろいなあ。
おもろいけど、春ですからね、ここ。
ということで、やりなおし中です。

   誰にもらひし匂袋よ  さくら
いたづらに移らせまいぞ花の色  乙

おりはし句
1麝香揚羽はマイセンに載る
2烏が鳴いて帰る春陰
  
春陰という季語はあまり使われませんが、ここにはよく合うと思いました。さくらのさくころのくもりがちの空、花曇の別の言い方です。斧田千晴の元句はマイセンと海老のお惣菜句が一番感覚的にさえていたと思います。前句との距離。さて、どっち。

  誰にもらひし匂袋よ  さくら
いたづらに移らせまいぞ花の色  乙
  烏が鳴いて帰る春陰  千晴

麝香揚羽とマイセンの世界は、打越の匂袋の世界に通じます。そこへいくと、からすが鳴くからかーえろ。といわんばかりの春陰のほうは、俳諧的です。こちらいただきます。ごめんね、千晴さん。忙しくてくたびれてあるところに、突如お願いしました。出してくれてありがとう。つぎは、中山そらんさん、春のたて句をおねがいします。折がかわります。ねむいです。

沖がまだ遠くなりゆくむつごろう
春耕の島は真水の音がする
鉄橋を出てゆく島の浅蜊売り


春・・・・・。
気分が出ない。
でも、すっかり涼しくなったね・・・・。
海にこだわってみたけど。

反らんさん剃らんさん宙虫さん。太田一明氏が「ちゅうちゅうさん」と思っていた。とおっしゃってました。さてこまった。
どの句もいい句です。うう。うれしい。なみだがでそう。いっつも前田師がおっしゃってましたっけ。「ごたくはよろしい。いい句だしなはれ。いい句が出たら、それですべてむくわれますのや」って。

叙情的です。雰囲気あるし、背景にたくさんのものが隠れている。二番目の句に妙にひかれる。労働の句でありつつ、島の真水を得る困難さを言外ににおわせ、生活感あるからだと思う。立句としての雰囲気は、土着性もあって、最初の句がいちばんかもしれない(「沖がまだ」は「沖がまた」のまちがいではないかとは思いますが)。

つぎはセイコさんにお頼みします。雑の短句。あと四句ぐらい恋句はだせません。つかれたろうね!がきたちとの合宿!!たのしかったろうね!

風呂掃除しながらハッとした。前句春陰!だめだ。春の字は一巻に一つ。
さてどうする。
さがした。健吉さんだいすき。あった。こっちをかえよう。
でがはり。出替。奉公人が入れ替わること、その時期がむかしは決まっていて、季語にもなっていた。陰暦二月二日と八月二日、のち三月五日九月一日になった、とあります。こうなる。

  誰にもらひし匂袋よ  さくら
いたづらに移らせまいぞ花の色  乙
  烏が鳴いて帰る出替 千晴

名残の折おもて
春耕の島は真水の音がする 宙虫

一日、そらん句のむつごろうをかんがえてた。ムツゴロウは春の季語になっているけど、私はテレビでしか見たことありません。でもね。ずうっと昔、みそさざいって俳句誌を出しておられた上村占魚氏に師事しようかと思ったことがあって、ちょっと入ってた。でもほどなく亡くなられた。その占魚の句に、「むつごろうおどけまなこのくるりんと」っていう愛らしい一句があります。
そらんさん。ここはなにを出せばいいか迷いませんでしたか。指示しませんでしたし。
乙四郎の花が恋、そのせいで前二句も恋に思えます。ということは四句目にあたる折端(千晴句)は恋離れ。春陰では煮え切らなかったゆううつな雰囲気が、でがわりにかえたら、妙に明るくこっけいになった。乙さん句が大時代的な本歌取りでしたから、ちょうどはまった。イメージ的には、大年増の○○小町と呼ばれているお女中さんが、言い寄る悪代官から逃げ出した、みたいな。笑

むつごろうの産卵は六月ころ、沖まで出る。と書かれていました。名前に貼り付けました。

土曜日曜の二日間、20人の小学生と遊びほうけておりました。さすがに疲れました。年々体力がなくなっていくのを、この時期になると実感するのでございます。はい。

お待たせしました。
そらんさんの真水の音がする春耕の島ってよかですねえ。
和風な色合いの句が並んだところをさらっと中和してくださった気がします。
じゃ、わたしはナンセンス句で付けましょう。

1)よかったですね、ところでなにが
2)最小単位の社交辞令を
3)回転ドアに阻まれて 霊
4)クレーマーからモンスターへと

ひらめきません。ごめんなさいまし。

沖がまだ遠くなりゆくむつごろう

Mutsugoro's thought is becoming further and further from the shore.

英訳の練習。
むつごろうの想いは岸からだんだん遠くなってゆく。句では沖が遠くなるのですが、じっさいは岸が遠くなる。むつごろうにとって沖は恋の成就の産卵の座なのですね。

のんびり英語のお勉強をしてたら、せいこさん、はや。
忙しそうだったのに、ありがとう。どれもすっと軽い、うまいヌキの句ですね。
どれも捨てがたい。笑
でも、えらぶよ。
2か4。
クレーマーからモンスターへと
これ、いいね。
モンスターペアレント、モンスターペイシェント。
次は、さくらさん。といいたいところですが、忘れてた。兼坊さんでした。もう眠いなり。あした清書します。ごめんなさい。

響子はん、今夜は出校日でっせ。だいじょうぶでっか。
seikoさんお疲れ様でした。ほんと、忙しい毎日だね。よかよか。体をコントロールできるうちがはなだよ。でも、過信は禁物。休める時にはしっかり休んでください。今日は雨だから、気温も低いしゆっくりおやすみください。

打撲で済んだ肉厚の尻  恭

これ、恋離れで以前詠んだんだったな。
さっき明治屋で食糧を買い、雨で床がすべり、おもいっきりすってんころりしてしまいました。ゆっくりとじんじんおしりがいたい。でもだいじょうぶでよかった。ひびもはいらなかったみたい。すぐ、この句をおもいだした。ころんでもただではおきまへん。
ぼんさん。根性でいきますからね。

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