無料ブログはココログ

« ガリガリ君 | トップページ | 踊り子 »

2008年7月29日 (火)

四句目ぶり

   歌仙 『コンビニで』

コンビニで本買はさるる梅雨の底(自)    恭子
  賞味期限の長き紫陽花 (場)       兼坊
レンズ越しリボンとりどり巻かれゐて(場)   さくら
  明治生まれの祖母を寿ぐ (自他半)      千晴

初折おもての四句目は軽くつけます。
オノダからすぐに届いた四句目はつぎの三句でした。

7月24日夜受信

ほどかるる手を待ち焦がれたり
長さ揃わぬ端の絹糸
切り揃えるに鋏はいらぬ

どれもつきすぎと思い、再度お願いしました。
で、翌25日夕方にいただいたのが

誕生日には特大ケーキ
ヴァーチャルガールはブロンドヘアー
ほんのり香る母の首すじ

ケーキの句、ケーキ特大としていただこうかと思いましたが、並べてみると前三句と同じ日常色に埋没しそう、加えてウチコシの脇句の紫陽花についてる賞味期限がケーキとかぶさり、これも捨てました。
ブロンド娘、母の首すじ、どちらもウラ向きの色気があり、これもパス。

26日夕方いただいた句です。

明治生まれの祖母は暑がり(他)
壁の蛙は保護色となる(場)
帽子の端に緑の汚れ(場)

おおっだんだん多彩さを増します。さすが小説家。
私がうっかり「雑(ぞう)」の句をと言い忘れたため、どれにも夏の季語が入ってます。ですが、軽く前句についたきもちのよいおもてぶりの句ばかり。

そこで、明治生まれの祖母をいただくことにして、暑がりをことほぐに一直します。りぼんが巻かれているのは、お祝いをしている図になりました。おもてに老はいけないとされますが、先日巻いた「たけのこ歌仙」のおもてで健康な車椅子を出しているのと同じ理由で、一向にかまわない。斧田さん、暑くて忙しいときにありがとう、何度も出してくれて。

つぎは秋の月をよみます。誰にお願いしましょう。
どなたでもどうぞ。

ここにぴたりとはまる、きれいな月の句を詠んで下さい。
勉強と思って、いろいろ作ってみませんか。

なお、たけのこ歌仙と初山河歌仙での反省=人情句が出過ぎ=を生かすため、一句を自他場分類します。
カッコ内の自は「じ」、主体は自分の人情句、他(た)は主語が自分以外の人情句、自他半、あるいは単に半ともいうのは、自分もひとも両方含む句、場は人は一切出ない句です。
ざっと三種類に分類するだけでも、大きな指針になります。
ウチコシにあたる句同士、ということは一句はさんで隣り合う句のことですが、おなじものをださない。とらわれるのはよくないのですが、連句はじめのころに、一度はこの自他場のしばりに触れてみるのも悪くないと思いますので、出してみました。

連句の本質は、変化。そのために式目があります。

« ガリガリ君 | トップページ | 踊り子 »

コメント

おのだ。こんなところにいた。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 四句目ぶり:

« ガリガリ君 | トップページ | 踊り子 »

最近のトラックバック

2020年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29