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2008年5月18日 (日)

歌仙『筍の』つづき 2

歌仙「筍の」

    首 平成二十年四月一日

筍のひとつ耶蘇墓また一つ    乙四郎
 くるす野淡きかぎろひの中   恭子
ふらここへもつと高くと声かけて 呆 夢
 公園の道車椅子行く      兼坊
濯ぎもの干さるる先の月の舟   整子
 蝉取り網で海を捕らへる     宙虫

ウラ
白い時壊れた扉こぢ開ける   たから
 こちらへどうぞ主待つ椅子 乙四郎
足枷のごときぬかるみなにぬねの 整子
 レスキュー隊員みんなイケメン ぼん
雪鳴らし獣が月を食ひに来る 虫
  天の体と人の体と  恭
活火山怒れ吐き出せ反抗期 たから
  びつくり水をかける頃合  乙
年賀状とつくに松の内過ぎて   坊
  晴れたる空を連凧がゆく  ぼん
花守の役を負はせて石の馬  整
  肥後街道に太る蜂の巣   虫

ナオ
チヌ釣りが中止になつたと留守電に 
           丸山消挙 
  喫茶店名繰り返し聴き  乙
一眸の荒野を隠す君の肩   恭
  優しくもあり激しくもあり bud
ゆらゆらと音なく影なくカンナ燃ゆ ぼん

    リストの譜面めくる夕凪  虫 
まほろばは楽天的に陽がのぼる 整
  禁煙ガムがやまんないです 恭
香を残す無口な父の文机  たから 
  龍卵震え孵化も間近か  乙
月明かり電気灯らぬ避難所に 坊

函館の兼坊さんにつけていただきました。
被災地では水も食糧もなく、寒い事でしょう。
瓦礫の山を照らす月光。

一・一七の無音アーチのように煮え 圭衛子
  地の底ひからこみあげる雪    恭子

この付合を思い出します。阪神大震災。

本日、同窓会場入口に、中国大地震とミャンマー台風被害の募金箱を設置した友がいました。その迅速な機動力。感じることは同じだと熱くなった。

つぎは、秋の短句をしみじみとお願いします。整子さんぼんさんは同窓会がやっと済んで、ばててひっくりかえっているんじゃないかな。お世話をとにかくよくなさいました。御苦労さまでした。とってもきもちのいい同窓会でしたね。

だれに頼みましょう。そらんさんは、おっぱしばかり付けてる。だからまずいよね。まずいけど、整子&ぼんがばててるし、三度目のオッパシ、いってみる?たくさんよんでみてください。秋です。ほんとはここで整子さん、次の長句でそらんさんがいいのですが・・。

  

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コメント

ホントに疲れたけど、心地よい疲れでしたね。
同窓生のみんさんがたくさん応援にかけつけてくださって、盛り上げてくださっったね。
会長を担当してくれたリゲンちゃん、ほっかりしてるやろうなあ。
今はまだみんな二次会で大騒ぎしてるかも。

明日は桃のふくろがけをします。
時間があったら、秋の付け句ひねりますわ。

風に色づく稲を刈りゆく
小さな旅の土産にすすき


皆さんお疲れ様でした。私は思っていた以上に疲れていたらしく、お風呂から上がってお米を仕込んでから朝まで、バタンキューでした。19時半ごろりげんちゃんからtelがはいっていたので、いまかけなおしたところ、彼もまた、記憶にない、とのお返事でした。とにもかくにも、おわったー。あと少し、決算報告書作りが残ってます。最後までヨロシク!

香を残す無口な父の文机  たから 
  龍卵震え孵化も間近か  乙
月明かり電気灯らぬ避難所に 坊
  
そらんさん。さっそく付けてくださってありがとう。
折端を三度も同一人に。こんな句の振りかたってないですよね。笑
どれもさらりと軽く付けられました。
そらんさんはシサンがお好きみたい。小さな旅の土産にすすき。これシサン。みやげに・すすき。
もはやリズムはよしとしましょう。でも、付け味がなんとも前からきれすぎです。
親句(しんく)と疎句(そく)というのがあり、親句は前句にきっちり付いた句、疎句は切れた句を言います。
これまでの経験から感じたことですが、折端の句というのは、どちらかといえば親句がよくて、発句によりそう脇のように、前句に添えるかんじでいいみたい。あまり前句からきれずに、おなじ場所に立ってよむといいようです。
被災者のこころに入り込んでみてはいかがでしょうか。
季語は、冷まじ、そぞろ寒、早稲酒とか。もういちど、やってみて下さい。急ぎません。ゆっくりいいですよ。稲刈りや旅の句は唐突なかんじです。

お疲れですが、できました。
 1 温め酒くみ今を忘れじ
 2 蜻蛉一匹直角に行く
 3 疲れを知らぬ若き踊り子

被災者には悪いけれど、日常の暮らしがある。
被災者のなかには、数日で仕事しなくてはならない人もいる。
そういう思いから付けたんだ。
切れているといわれればそうだけど。
現実の世界はそうなんではないですか?
やはり、前に向かって欲しいから、冷まじ、そぞろ寒、などとても使えないよ。

ひとつの息が蕎麦を咲かせる
霧のむこうのなつかしき声
明日を語れる桐の実の空
空に棲めれば椋鳥もよし


1、生者のこゑは野分のやうで
2、溢蚊の羽しづかに閉ぢて
3、海を隔つるこゑの冷まじ

袋がけが雨で中断したおかげで、
パワー充電しました。

おはよっす。
そらんさんの句のおもいがどういうおもいか、わかりました。でももっといいのがでそうな気がしたんだよ。んで、
ちゃんとでた。ありがとみんな。
そらんさんもせいこもぼんもありがとう。

ふくろがけ、たいへんな作業です。もももなしも。梨をつくる仕事に一生ささげたしんせきのおじさんがなくなり、そのご苦労をおもいました。そらんさんが書かれたように、どんな時でも作業はまってくれない。被災してようが親がしにそうだろうがなんだろが、。なんかせつないなあ。

香を残す無口な父の文机  たから 
  龍卵震え孵化も間近か  乙
月明かり電気灯らぬ避難所に 坊
  生者のこゑは野分のやうで 整子

これには参った。
そらんさん。ナウのたて句おねがいします。晩秋がいいです。どうぞご自由に。

昨日救出されたかたで、公共放送で、離れた妻にメッセージを伝えた後息を引き取られた方がありました。冥福を祈ります。

いいよね。ちゃんとメッセージを伝えられて死ねたら。

水を汲む森の紅葉の濃い薄い

ハンケチで林檎を磨く家系なり

栗ご飯ドリフでできた笑い皺


ナウ1
ハンケチで林檎を磨く家系なり 宙虫 

つぎにりんごにかぢりつくんだね。おう。きにいった。笑

つぎはだれ。たからさんかぼん。秋は三句しか出てないので、もう一句秋か雑の短句。
ナウ1 秋 そらん
  2 秋か雑 ぼんかたから
  3 雑 乙四郎
  4 雑 たからかぼん
  5 花 
  6 春 兼坊 

花はだれにしましょうか。夜おそくなってごめんなさい。

 1 ツマグロ横這ちくりちくりと
 2 ぐいのみ満たし新酒出そろふ

なんかピンと来ないなあ。今日はさえてない。

ぼん。珍しい季語ですね。
つまぐろよこばい。調べてみたら、稲の害虫です。漢字表記では端黒横這。写真で確認すると黄緑と黒。たしかにみたことがある。
a案
 生者のこゑは野分のやうで  整子
ナウ
ハンケチで林檎を磨く家系なり 宙虫
 新酒出揃ひ満ちるぐいのみ  ぼん


ナウという最後の面はおさめて鎮め無難な着地をめざすのがいいようで、もうゆさぶったりはしません。その視線で句をみましょう。
前句の林檎を磨く家系という独特の世界の提示を受けるに、妻黒横ばいはなにかひとつの影をおびる。かげを忍び込ませるとドラマが生まれますから、少々おもたくなります。つまり引っ掛かる。さらりといきたいので、新酒の句をいただきました。
すこしことばのならびをかえました。みじか句の中に二つも動詞があるてごわさよ。

林檎を磨くとぴかぴかとして鏡みたいです。それに家系をくっつけたそらんさんてひとはただものではない。で、それに端黒横這をちくちくとくっつけたぼんも、ただものではない。この二句をわすれないでいたい。ほんとはこっちのつけあいが正ですねわたくしてきには。形式のためにそれは棄てます。ごめん。

つぎ、竹橋乙四郎。花句のうちこしにあたる句になりますから、いろつきの句はさけてください。植物も。述懐句でも、なんでもいい。ここはほぼ雑句が詠まれます。
ちなみに連句辞典の歌仙のこの位置にあるいくつかを切り取りますと

縁端のさし切り将棋暮れかかり 山
 (天野雨山、明治の人)
世が世なら捨ててはおけぬ御墨付 
 (伊東月草、明治から昭和初期の人)
両の手に一人短艇の櫂とりて 丈
  (伊藤松宇、安政生れ昭和初期)
暇さうに禰宜の出歩行神の留守 洲
  (井上井月、文政から明治)  
真帆片帆出入ひまなき港くち 月
(上田聴秋、『明治百歌仙』)
かはる世にかはらぬものは欲ばかり 居
(鵜沢四丁、明治から昭和の人)
雲の果誰が幸住むと言ひつらん 悠
  (大竹孤悠、明治29年~昭和54年)
甲だけの手袋したる愛らしさ 青
(小笠原樹々、明治28~昭和47)

きつくなってきたのでこのへんで。
こうしてみますと、この位置には箴言や述懐が多い。雑がほとんどですが、なかには秋も、冬もあります。

追伸
秋が一巻に四句しかないので、ここが秋でも別にかまいません。いい句であれば。
じぶんの句でこの位置に出した句で記憶にのこっているもの。
いつのまにこの空渡り終えし雲 恭

ハンケチで林檎を磨く家系なり 宙虫
 新酒出揃ひ満ちるぐいのみ  ぼん

1 箸の撥ちんちちちんと調子よく
2 今日の俺昨日の俺とは違うんぞ
3 亀助け見返りなんぞあてにせず

うはよっす。
状況がつかめない。上京なさってはったとは。おいそがしいとにせかしてしもうてごめんなさい。ほんまにほんまにごめんなさい。

1べた2じゅっかい3は。
「廣施」と書かれた扁額をふと思い出してしまいました。あれは上妻小学校の講堂の右上の壁にあったのかな。いや、左。

亀助け見返りなんぞあてにせず 乙

たからさん。つぎの花前句おねがいします。季語いりません。

爲衆開法藏 廣施功德寶

これ。
仏説無量壽経?

ボクシングジムのたかくん、どんどん男になっていくね。
我が家の「まだお子ちゃまね」の息子は、今日は創立記念日とかで、友達と映画館へ。本人は「ミスト」や「ナルニア」が見たいのに、多数決で「ランボー」。でも14歳では見れんでしょうに。
八女も昔は映画館があったそうで。残念。
それはさておき、付け句ですね。うーん

 
1 あれやこれ忘れるも良し雨となる
2 夢うつつ枕の跡が消えません

あらま。たからさん。たけくらべ。
まえくとおなじながくだしとる。たんく77どす。もういちど、おねがいします。それとつぎは花。雨や風はだしません。お花がかわいそうだから。

ランボーもロッキーもみたことない。理由は暑そうだから。笑。でも子は昔の借りてきてみてた、そういえば。かくいう私は、
目下1日おきでクローズ借りにゆくんだけど、いつもだれか借りている。ウキーッ

ハンケチで林檎を磨く家系なり 宙虫
 新酒出揃ひ満ちるぐいのみ  ぼん
亀助け見返りなんぞあてにせず 乙
あれやこれやと忘れるも良し たから

上妻小学校の講堂のステージ左右の扁額。左に「廣施」、右には?「倶○」か「○倶」、○のぶぶんがどうしてもおもいだせない。倶会一処じゃないし気になる。
ああやっと花。丸山消挙に頼んでみます。わかりました。なぜこの人のかいたものになにかを感じたのか。日記を書いていたからだそうです。日記!!

あっ本当だ。王道も忘れてた。修正謝謝

映画はランボーもミストもR-15指定で見れなくて、結局ナルニアを見たらしい。やっぱりね。

上妻の扁額全く記憶になし。あったっけ?

あったどころのさわぎじゃないよっ。ずっとずっとあった。こどものときからあった。よめなかったけど。
倶学。ともにまなぶ、だったかな・・。いつか行っておもいだしたら確かめてね。

R指定ってのがあるの。へえ。かわいそうね。よしあしとおもいますね。そういう制限は。こどもにはおとながおもういやらしさはぜんぜんありません。年相応です、どんなにませた子だって。

孵化も間近か

今日の西日本新聞の「超短波」欄をご覧あれ。

うんみた。写真きれい、かわいい。
海に近いっちゃ近いとやね、八女よりは。グランドみたいにむき出しのところで、雨がふったらどうしてるだろうと気になる。おとといはどしゃぶりだったし。ずっとたまごをだいている?

そうか。新聞記事を紹介します。
コアジサシが「保健医療経営大学」(みやま市瀬高町)のグラウンドで巣を営んでいるというニュース。親鳥の写真付き。がくちょうのコメントつき。

新聞、見ましたよ。
学長のコメントもなかなかで、さすがでした。
かろうじて残ったタマゴ、無事に孵化してほしいですね。

さくらさんがアップしておられるカルガモの赤ちゃんの記事をつい連想してしまいました。とてもかわいくていとしいんです。写真で追ってあり、日々数がへっていく様子が克明に。でさいごはいなくなる。これが現実かよってがくぜんとなる次第。

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