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2008年3月22日 (土)

源心 『鬼の本籍地』

 源心『鬼の本籍地』

白壁の影となるひと蝶生るる  中山 宙虫                                    

 遊糸蕩ける人形の里     姫野 恭子

野焼跡長き川辺に歌ありて   東妙寺らん 

 握手のぬくみそっと確かめ  山下 整子


 

麦打ちて月も打ちたり風の陣   整子

 ぶよ追ひ払ふ目の前五寸   整子

「ボンネット開いてます」と美青年  恭子

 旅のかたちに眠る女よ     宙虫 

音もなく降りみ降らずみ夢の奥  らん

 はふりのあとの葬式饅頭     恭子

筑後川大動脈のごと流れ     整子

 オリンピックに毒を持ちこむ   宙虫 

名を残す砥師の庭に石蕗の花    宙虫 

 道人の碑の仮名に小春日     恭子

ナオ

オルゴール雨だれの午後間延びして  宙虫 

 塩も砂糖も白くてきれい      らん

貝塚のやうに芥を積む漁港      整子

 膝で伸してる開襟のシャツ     恭子

夕立が来るらし鬼の本籍地      宙虫 

 あっけらかんと恋情を受け     整子

贓物(ぞうぶつ)は盗品のこと君返す  恭子

 腕が淋しい朝涼のころ      らん

望の月水底に魚動きをり     沢 都

 芒の原に母の手を引く     呆 夢

ナウ 

木製の風の切れ目に停まる汽車    宙虫 

 何を信じて 生きてきたのか   竹橋乙四郎

裾広き飛形山の花の宿      らん

 幼子の声遠く麗か       呆 夢

 

 平成二十年三月二十日彼岸中日
  (八女福島の町は雛流し)

     於・ 八女サロン「虹」 

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コメント

完尾おめでたうごさゐます。
題がよか。とくに。

せいこさん。ありがとうございました。
ホウレンソウのごまあえ、赤米入り赤飯、ロシア漬けみたいな春野菜の柚子和え。とてもおいしゅうございました。あそこで食べられたから、移動する時間が節約できました。とにかく七時間ちかく座っていた。
ほかにコロッケをかってこようと外に出たら、ミータンち(木村屋)があった付近でばったりぼたもち乙四郎にあった。それも全部ふくめて、感慨深いです。
中山宙虫の発句が影色になって制御がききません。鬼のしわざですかね。

そ、ちょうど美恵子さんを偲んでしみじみとしていたところを邪魔された。鬼の仕業。
気象大学校を退学して受験までの数ヶ月間、毎日、朝から晩まで八女図書館にいました。お昼は必ず、木村屋のパン。チャーミングなお姉さまが店におられる時間を狙って買いに出てました。

ミータン家のパンのなかでは、フルーツタペストリーが好きでした。今も時々ミータンのことを思い出しながら食べてます。福中には美人が多かったですね。広中も負けてませんけど。
連句、1日でできあがってますね。おめでとう。お疲れ様でした。

ん?タペストリー。壁掛けかよ。
ペストリーじゃろ。私も味をおぼえてる。
こないだ会社の上司が、レプリカ(複製)をパプリカっておっしゃった。必死でこらえてたけどついニヤリとわらってしまいました。(ひとのことはわらえる。)
ぼん。
一日で巻ける長さの形式にしなさいよって前もって前田先生のアドバイスを受けていたのがよかった。さいご三句ってとこで時間が迫り、記憶(らんちゃんの花)とぼんが最初に出してくれてた春句が生きました。花前句は・・説明がめんどう。なぜかぽっかり空いていた。一巻を見晴るかしたとき、述懐の句がなかった。真正面をむいて、切りつけてくるような気迫の句、それも自省の句。
画竜点睛ってこのことだったんだなとおもった。
乙四郎のその一句を私が記憶していたということは、よほどこたえたんだろうね。たしかめるために、橋爪章のところの大量のコメントをあさった。すると、意外なことに気づいた。乙四郎が飛び込んできたのは一大事の前日だった。んで、ひとりでしみじみ人生を振り返っているとき、なぜかこのひとは上記の短句を吐いていた。こたえないはずがない。いましめのためにも、鬼の源心の中におかせていただきました。

そらんさん、ふしぎなひとだった。木でできている人。(ピノキオかい)

そらんさん
初対面の方への挨拶もまともにできなかった無礼をご容赦ください。ネットの欠点-礼儀知らずの大量生産。
熊本の中学時代の恩師の一人に、渾名が「ソラン」という国語の先生がいました。苗字が橘(たちばな)だから。無味乾燥な国語のテキストに、ご自身の人生観を交えながらの授業が印象深かったのですが、新任教員として乙四郎前後の学年に教鞭をとられた後、さっさと退職して住職になられました。年賀状を出したら、あの頃のことは思い出すたび恥じ入っている、みたいな返事が来ました。反抗期でちょっとグレかかっていたともだちと、授業中に掴み合い殴り合いの大喧嘩。真剣勝負でした。あんないい先生と巡り合えて幸せでした。

うーん。
このコメント群の大半は意味不明。
なんと恐ろしき八女わーるど。
鬼の本籍地はそこにあり。
seikoさん、ぼんさん、らんさん。
姿だけ見かけた乙四郎さん。
記憶のすみに置いておいていただけたら幸い。
が、きっとhimeno嬢がこのコメントにメルアドがあることに気づいて。
接近してくることになるんだろうと。
とにかく満尾なんですね。
おめでとう。

だーかーらー。なまえをおしても、ブログにつながるだけで、メルアドはでてこんって。しかも、そらんさんとこのメールをどうぞのとこにいくと、なんどもこばまれる。

こんどは?????
名前くりっくしてみそ。

コメント書く時、メールアドレスとアドレス(URL)があるじゃん?
この場合、メールアドレスに入力しとくと
、メールが出せるものと思うけど、そんなことしたらメールアドレス盗まれて迷惑メールがいやと言うほど届くようになるよ。

だから最近は、ここへアドレス入れるのは
控えている人が多いよ。 

いや????
メルアドじゃ登録されないみたいだし。

メールアドレス入れてもですか?
恐ろしいので私は試したことないのです。

入れても登録されないんじゃ幸いだけど、何のためにあるんでしょう?

この前のコメントはメルアドだけ入力したんだけど。
名前の下にアンダーバーがないですよね。
このコメントはURL入力してみました。
アンダーバーがある場合は、なにがしかの行き先があるってことなので、クリックしてみるといいかも。
(って、僕のブログにたどりつくだけだと思うけど。)
ほんとうに何のためのメルアドだろうね・・・。

ここのコメント欄にURLがリンクされなくて不便なんだけど、それも、変なサイトにいきなり飛んで行かないような防御策なんだろうか?
いずれにしても星の数ほどあるブログサービス、何らかの欠点はありますね。

って、気安くコメント交わしてしまいましたが、宙虫さん、はじめまして。

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» おじさん連句に名を残す [おじさん(Age.52)日記By宙虫]
「おじさん初めての連句会・・・だった。」について 八女で加えてもらった「かささぎ」さんとこの連句会。 巻き上がった。 源心「鬼の本籍地」巻き上がってた・・・・。 勝手につなげておいた。 (ここにトラックバックされています。かささぎの旗をのぞいてください。わからないときは、このページの左下のリンクからかささぎの旗、2008年3月22日の記事へ) まあ、びっくり。 それなりにできあがっているよう。 詳しいことはわからないけど。 いい出来なのか? それとも。 みんなが良かった...... [続きを読む]

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