無料ブログはココログ

« ふくらすずめ | トップページ | 大石政則日記 その9 »

2008年2月27日 (水)

井筒屋

ふと気づいた。
デパートの井筒屋に対して他とは違う特別な思いがあることに。

はじめて故郷から都会へ出て行ったときの記憶。
いっしょに受験した友のおじさんが井筒屋のえらい人で、その人からお昼をご馳走になった。それまでデパートに行ったことがなかった。その当時の北九州はまだ空気も汚くて、一種独特の空のにごり色、大気にはいなかにない臭気があった。七階だったと思うが、高いビルの食堂で、ナイフとフォークを使ってエビフライ定食みたいなものを食べた。初めてだったので、どういう食べ方をしたらいいのか分からず、そのおじさんを見ながら、まねしてフォークにごはんを載せる食べ方をした。今思えばとてもおかしいのだが。

短大に通うようになって、次第に小倉でのくらしにもなれたころ、はじめてのバイトをしたのも、小倉井筒屋だった。まわされたのは一階の宝石売り場であった。とてもとても緊張した。宝石にはまったく興味がなかったしね。先輩の本職の売り子さんがとてもセクシーなひとで、なんともいえないギャップを感じた。ちょっとの間だったが、空気を教えてもらった。

井筒屋は、まるで初恋にも似た想いが沸き起こる、わたしにとっての特別な場所である。

この文章をかいて、よく振り返ったら、バイトのほうは井筒屋ではなく、東映会館でした。すみません。いまもあるのでしょうか。でも食事は井筒屋でした。

« ふくらすずめ | トップページ | 大石政則日記 その9 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 井筒屋:

« ふくらすずめ | トップページ | 大石政則日記 その9 »

最近のトラックバック

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31