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2007年12月10日 (月)

五足の靴

西日本新聞文化面に先日高橋睦郎先生が近代の幕開けとして象徴的だった、「五足の靴」(与謝野鉄幹、北原白秋、太田正雄、とだれだっけな。あとふたりの文学者)の旅について的確な批評をなさっていた。本来は鹿児島までの旅だったとある。それを長崎までで解散となった理由の考察が、なるほど連句をなさるかたの現実的な意見だな・・とおもった。個性と個性のぶつかりがあって、それに我慢ができないとき、ひとははなれていく・・ということ。

俳句誌をひとさまから頂くと、スタイルがほぼおなじなのに気づく。そのなかで、沖縄の俳句誌「wa」(岸本マチ子編集発行)だけは少しちがっている。各人に一ページあて、上段に俳句作品、下段にはエッセイが平等に採録されている。これはこれまでなかったスタイルで、同人が増えている。かなり以前にいただいたとき、十数人だった同人は、いま百人を超えているんじゃないかな。これは何を意味するか。岸本マチ子先生のご人徳とともに、誌の体裁だ。みな、かきたいことがあり、よみたいことがある。その潜在意識を掘り起こしたんだなあとおもう。今後はこのスタイルが主流になるかもしれないと思った。

きのうみた映画二本、編集に配慮があった。
ずいぶん余白があった。
余韻が残ったのはそのせいだ。

(in her shoes で最もつよくきざまれているのが、一回しか出てこない姉妹の母の写真のまなざしだったということに、時間がたってきづく。映像による回想シーンは一度もない。ただ祖母の話の中と姉の話の中できれぎれに語られる思い出だけ。みるひとが心情やそだちをよみとる余白を、ここにのこしている。)

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