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2007年11月11日 (日)

十露盤、算盤。

きのう出社。帰宅後、今夜は同窓会打ち合せがあった!とハタと思い出す。が、からだが動かない、きつくて。いいかな行かなくても。みんな来てるだろうしな。・・友にメールで断りをいれる。晩御飯の支度をしてると、そこへ突然の電話。誰からだったと思う。なつかしの幼なじみ、埼玉の大宮にいる算盤教師のナカシマ。

母の十七回忌で八女に帰郷している。久し振りだしイチノセと出てこない?という。その声。

ウン、いく!とこたえていた。からだがしゃきっとなった。いいかな。これも同窓会だよ。夫はまた北九州へいってしまったし。

懐かしいこども時代の友達にあう。
途切れていた過去とつながる。
話をしているうちに、自分が知らないでいたことも飛び出して、へえ、そうだったのかとおしえられる。

ナカシマはけんけんぱたをしてあそぶとき
いつもせなかに石のように重い子をおぶってた。
あかんぼうじゃなく二才くらいの大きな子。
そしてじぶんが跳ぶ番になると
てのなかの小石をぎゅっと握り締めて
せなかの子にむかって

ちょっと歯をくいしばらんね!

と声をかけ
おおきなつけもの石ごと
ケンケンぱっと地べたに描いた串団子を
とんだ。

授業さんかんがナカシマはきらいで
そのわけは
いじわるな男子が
おい、おまえんとこ、ばあさんのきとらすじぇ
と かあちゃんのこと言ったからって 
目になみだいっぱいためて
ピンクの溝蕎麦の咲く小道でうちあけてくれた。

そろばんが天才的にうまいナカシマは
仕事で上京するだんなさんについていき
いまたくさんの弟子がいるという。

あの当時とおんなじ熱い目をきらきらさせて
きょうこちゃん しあわせになろうよね。


むかしの修身の先生みたいなおはなしを
それとはきづかず
たくさんたくさんしてくれた。

あのころ遊びの中でやってくれたのとおなじように。







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コメント

>ナカシマはけんけんぱたをしてあそぶとき
>いつもせなかに石のように重い子をおぶってた。
>あかんぼうじゃなく二才くらいの大きな子。

himeno さんは私より10歳は若い。
10年といえば高度成長期において格段の差があって、himenoさんの時代じゃもうそんな子はいなかったはずだと思っていたけど違ってた。
近所のゆくよちゃんも、かすりのねんねこで弟を負ぶってゴムとびを実に身軽にやってた。

またひとつ上のみさえちゃんは、友達と出かけるとき必ず弟妹をぞろぞろ連れて参加して顰蹙をかっていた。
「まぁーた連れてきて・・・」と和子ちゃんが言っていた。

さくらさん。おはようございます。
このはなしのなかの友だちは、甥っ子をおぶってたんだ。つまり、彼女は二所帯同居の大家族のなかで、こじゅうととしての苦労をたくさんしていて、おしんみたいに明るくて、おきゃんで、ユーモアがあり、ほんとにそろばんがうまかった。ビンボウというより、大農家の子で、むかしは大家族ってふつうにいました。私は菊の芽つみのバイトに彼女の家に行ったことがある。小学六年のときです。そういう大家族のなかで人に気をつかう苦労をしてないから、わたしはわがままなんだろうとおもいます。
「人のきもちがすべて手にとるように見えてた。」
と、当時を振り返ってなかしまは言ってた、先日。

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