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2007年10月19日 (金)

井戸と水道

現場づいている。

面白い現場ばかりだ。もともと現場向きなのかもしれない。日焼をおそれないなら、この仕事は楽しい。

市の委託水道工事現場に立ちあった。古い水道管が破損して道路上に漏水していた。二メートル近い地下にある水道管を新しいものと交換する作業を管工事専門業者が行ったので、その業者の委託で片側交通の警備をしたわけ。地面のなかがどうなっているのか、ちゃんとこの目で見ることができた。

管工事人が仕事しながら言ってた。地域によっては水道管を適当に掘って埋めてある。昔はそうだった。だからそれが今あちこちで漏水を起こして大変だ。

この工事には市の水道ガス部の職員がちゃんと見張り員として立ち会う。工事の過程ごとに写真をとり、作業の工程をミニ黒板に書いていく。(以前写真で紹介したアレ)。絶対気を抜けないようになっている。公共工事はすばらしい。いや、いやみじゃなくいろんないみで。

その市の水道部のおじさんがつぶやいた。今は荒木に人がとられていてね。

ああそういえば、荒木の井戸水にダイオキシンが出て、今、市はそれらの民家に給水をしているとニュースでいってたっけ。

「それら被害を受けた家で、どれだけの家が新たに市の水道をひきましたか」と興味があってつい聞いてみた。

「たった一軒だけ。」

えっ。たった一軒。

うーん。

「これまで長いあいだ飲んできたのに、いまさら・・ってきもちもあるんだろうなあ。井戸水に比べたら確かに水道水はカルキくさいし」

そんな・・。でも、すごくよくわかる。

井戸の水。うちの飲料水も井戸水だ。市水とわが家では呼んでいる水道水は洗濯や風呂用で、飲み水としては使っていない。一度くらいは分析してもらう必要があるだろうと思うが、調べたことはない。きっと昔と比べ物にならないくらい汚染されているかもしれない。そうじゃないかもしれない。農薬は昔よりずっと安全になっているとはいえ、農薬はつかうわけで。虫を無視できないのだから。それを汚染とよぶのなら、汚染のなかでしか生きられないだろう。虫もわたしたちも。すべて。

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