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2007年9月19日 (水)

馬は立ったまま眠るの?

秋岬ごろんと馬を三四五頭    広重 静澄

鍬塚聰子さんのブログから一句、失敬してきました。みょうに数字が気になり、さんしごとうがごつごつしてるなあと感じました。どんな景色が浮かぶかといえば、馬が疾走しているのではなく、ごろんところがっている。それが遠目には三頭に見え、やがて四頭にも五頭にも見える。だいたいそんなかんじなんでしょう。牛の群れは阿蘇などでよく見ますが、馬が群れているのをあまり見たことがありません。しかも、ごろんと転がっている格好は一度も見たことがない。

立ち眠る馬のたてがみ濡れる明け  福富健男

これです。徳永義子さん(俳句誌「樹」のベテラン俳人です)が『九州俳句』誌に宮崎のベテラン俳人福富健男さんの特別作品集『登攀記』の感想を書かれていまして、そのなかでことに目を引きました。徳永さんの文章をそのまま引用しますね。

「寒立馬を思った。馬は立ったまま眠るんだと今更気づく。たてがみが濡れている夜明け、朝日にきらめくことだろう。」

ちょうど、いまごろの季感の句だと思います。若いころ農耕馬をじっさい飼っていたわが父に尋ねましたら、馬はほんとに立ったまま眠ることが多いらしく、たまに馬がいねむりしてるのを叱りつけながら農耕していたそうです。

けさ、自転車のサドルが露にぬれていました。お昼ははげしく暑いのですが、あさすず、ゆうすずです。

もうじき、お彼岸です。

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