無料ブログはココログ

« 杉田玄白の血 | トップページ | 冬の日 »

2007年1月29日 (月)

おじぞうさん。

おじぞうさんというのは、わたくしが、会社のうら若き一隊員にひそかにつけたあだ名です。

彼は長崎の五島の出で、大学を中退して親元を離れ、初めてこちらへ出てきた実直な青年です。ぱっと見たとき、なぜか「あれ。なんで石のおじぞうさんがこんなところにいるんだろう」 というくらい、ぎこちなくて無口で素朴でした。わたくしもほぼ同じころに入社したくちですから、ものめずらしくていろいろと観察します。

今日、彼は夜勤が入っていて、寮で待機していました。そこへ突然の仕事が入りました。呼びにいくと、起きていて、すぐに出てきました。この寮というのがすさまじの男子寮で、あれはたぶんおそらく3DKに六人、いや七人が暮らしています。はじめは四、五人だったのですが、だんだん増えてこれ以上はさすがに無理というとこまで入ってます。というのも、応募してみえる人たちがなぜか住み込み希望の人ばかりです。一人ものってことです。住まいがないってことです。そんな中、彼は、とてもまじめで若く、ちょっと一人だけ雰囲気が違います。きっと探せば、ここよりずっといい条件の働き口があったと思う。でも警備会社で働くということは、夜勤をいとわないということで、さらには現場のなかで最も低い位を守るということです。これに耐えていければ、それは彼に大きな自信を与えるだろうし、かけがえのないことをその低い視点から学ぶだろうと思うのです。ほんとうに体力のぎりぎりまで使う、きつい仕事だし、それを身をもって知る仲間と支えあって、たくましくなってきたなあと感じます。おさない甘え顔だったのが、今はだいぶ違いますもの。

寮では食事も自分達で作ります。当番になっているようです。買い物はボスが週に二度出かけて食料品と生活用品と準備されます。でも、それでお弁当まで自分達で用意して、出かけるのは、並大抵ではないとおもう。それにこの仕事は、お昼をちゃんと食べられない確率のほうが高くて。交通整理は休めないからです。食べるとしたら、おにぎりをつまむくらいしか出来ない。今、入っている仕事とか、一人で朝の五時から夜の九時まで休みなしで立つ、というものです。これには食事時間はありません。いかにすごい職場かわかるでしょう。

やはり、男の子は、親元を遠く離れてこそ、自分の足で立てるのでしょう。いい手本を見せてもらったなあとかんじます。

« 杉田玄白の血 | トップページ | 冬の日 »

コメント

強固はん、あんたはいい職場に就職したね。男を見る目を養うには絶好のロケーションだ(笑)

今日の日記の内容は、推して知るごとく、それに関わる者としてはよく理解できる事なのだが、如何せん一般的にはその中身は分からない。

でもね、あまり心を許しちゃ駄目だよ。いつもの女傑ぶりを発揮して毅然たる態度で立ち向かえ!!

そうすれば、あんたは会社内で、ボスに次ぐ地位を確保できる。そのうち、ボスが擦り寄ってくるだろう(爆)

今日、久留米市役所に用事があって出かけた帰り道、途中で道路工事があっていて、交通整理のおじさんが三人寒風の中、仕事をしてありました。

珍しい風景でもなく、いつもならなんとも思わず、とおりすぎるのですが、強固はんの職場物語を読んでいたせいか、えもいわれぬ親しみを感じながら、通ってきたよ。

あーこの人たち、強固はんの同僚かも知れないとか、色んな体験を積んで、ここに居られるんだろうなとか。

職場のエピソード、また聞かせてくれよォ。

ただいま。
ばどしゃん。セイコはん。ありがとさん。
いちばん書きたいことが書けん。苦しい恋の話が二つある。毎日人の恋を見ている。書きたいことが書けないのは健康にわるい。
何か方法はないか。(小説しかないか)。岐阜のオノダはそういえばこのごろ出没しないけど、元気だろうか。こないだ、いもたこなんきん、どこがおもしろいんだってけちつけて悪かった。実は見たことない。ごめんなんしょ。

あら。いもたこなんきん、面白かよ。
朝ドラなんて、見たことなかったし、連続ドラマもほとんど見らんけど、いもたこだけは見てる。
内容というより、藤山直美が好きやねん。

大阪弁ってよかね。聞いてて、気持ちのほっこりするばい。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: おじぞうさん。:

« 杉田玄白の血 | トップページ | 冬の日 »

最近のトラックバック

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31