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2006年11月14日 (火)

連句大会の裏方

国民文化祭、ことしは山口でした。連句という超マイナー部門は、いつも町から外れた交通の便の悪い処であります。連句人はそれを嬉しがる人が多いのでありますが、お世話くださる裏方の人たちは、銭壺山のてっぺんまでの往復がたいへんだった事でしょう。

連句の楽しさは、一度いっしょに巻いた人とは他人とは思えなくなることです。そんな友だちの一人である山本伽具耶さんが山口県人であり、今回の会の裏方としてお茶係をやってくれてました。伽具耶さんはケーキやパンを焼くのがプロ並みに上手で、連句大会用にシフォンケーキを14個も一人で焼いて、車で運んで切り分け、各テーブルの人数分ずつセットして、あとはコーヒーや紅茶、お茶の準備と補充を引き受けるなど、てんてこまいしていました。当然、裏方は連句には参加できません。

伽具耶さんとは三年前、わが家の軒下に胡麻を干している頃に会ったきりでした。ことしの春に、突然母上を亡くされて、どんなにか気落ちしているだろうと思っていましたが、とても元気で、以前よりさらに若くなったかんじできびきびと動き回っています。逆にちょっと心配になったほどです。

八女で一回だけの連句大会を興行したときには、お茶係を天野おとめさんが一人でやってくれました。あのときは、堺屋の石庭に赤い毛氈を敷いた五つの座を設営して、座卓には小さな野の花を生けて飾りました。通りすがりの観光客にも入ってもらったりしたのです。あのような楽しい座を再び持てたら・・と夢にみます。あの日、捌きをしたのは、前田圭衛子先生、鍬塚聰子さん、沢都さん、山本伽具耶さん、そして私の五人です。おとめさんにも捌きをさせてあげたかった。みな、おなじ仲間でした。でも、誰かが裏方に回らねば会が成り立ちません。

裏方にこそ、大きな拍手を。
ほんとうに、ありがとうございました。

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