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2006年9月 1日 (金)

歌仙「菊」 3

昨夜もまた、むすこに占領されてパソコンに向かえず。チュウボウのほうは八月いっぱいの天気図とか検索してたなあ。いやあごくろうごくろう。たぶん、あさよさんが付け句を案じてくれてるだろなあって気にしながら、山中智恵子歌集を読んでいるうちに寝てしまった。ごめんね。

今朝、五時おき。朝世さんのno markのページhttp://blog.livedoor.jp/nomark6061/に行ったら、おおっ!ちゃんとやっぱり昨日のうちに付けてくれとう!!こころのともよー(とゆうてしばし泣く。)ありがとね。写します。

発句 生きたまま脳に届いて殖えて菊    冬樹 蛉

  脇    赤とんばうを放ちやる空       姫野 恭子

 第三 三日月に「子とろ子とろ」が引つかかり  鍬塚 聰子

 四句目案  シナモン味のパンをください    倉本 朝世

         電子レンジであたためている

         ボタンを押せばすぐに食べ頃

         牛乳瓶に顔が映って

        南の角がダンス教室

         忘れた頃にベルが鳴り出す

選句:四句目は軽くつける、というのがルールで、あさよさんが書いてた通り、私もパンをくださいがいいと思いました。前句が夕方のこどもたち(わたしは「子とろ子とろ」を知ってましたが、みなさんはどうでしたか。http://www.kochinokita-e.ed.jp/warabe/kotokoto.htm)、それから、日常のさりげないシーンにスイッチします。

しっかし、付け句、どれもいいなあ。ただ、付け足しの三句は裏の恋句あたりで使いたいようなタイプの句柄です。さすがだ。あたま、なでなで。

あさよさん。発句、ヤクルトの宣伝かよー。あたしゃ、芭蕉を思い出したよ。どこがって、生きたまま脳に届いて殖えて効く・・これ、「ものの見えたる光、いまだ心に消えざるうちに言い止むるべし」って有名なことばの現代版みたいに感じた。ま、句としてはてんでサマになってないし、発句としての格以前の句柄ですが、そんなことより大事なことがあった。だから、あさよさんが感じた、パロディってのは、そのとおりだとおもう。窪田薫先生のお顔(ついに一度も会えなかったけど、雰囲気やお顔、すぐに浮かびます)を思い出しつつ。あそびごころを大事にしようとおもった。

 ということで、五句目はどなたにお願いしましょうか。第三を決定するとき、その形のことで実はちょっと悩んだんです。連句をなさってるかたはおわかりでしょうが、第三のかたちというのがあって、さいごを「にて、て、もなし、らん」などでとめること、というのですよね。これまで十年ほどのぼせたように来る日も来る日も連句してたんですが、上記のようなふつうの動詞の連用形でとめたことって、二回くらいしかなくて、圧倒的に「にて」「て」でとめる形が多かったのでした。

それを聞きたいのもあって、このところご無沙汰しておりますが、北海道の学者・杉浦清志先生(連句誌「れぎおん」の巻頭論文筆者、方丈記について今書いておられます)にお願いしてみます。お忙しそうですが、大学って九月いっぱい夏休みだったりする(うちのむすこはそう)ので、お願いしてみますね。(こうしてみると、パソコンで連句できる連句人をあまり存じ上げない。新規開拓しよう。)

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コメント

>姫野さん、採れる句があって良かったです。安心しました。
で、私はこれで退場していいんだよね?

あさよさん。また裏で出番がきたらお声かけをいたしますので。
月が三句目に出たことは、別に決まりじゃなくて、秋の句の中で必ず月を出すというほうが式目です。ですから、発句が秋だと月が脇で出たり三句目に出たりします。私はそれをつい忘れていて、空とか脇で出してしまったので、やりにくかったかもしれない。
それと、子とろの歌は鬼ごっこだよね。鬼は表に出してはいけないけど、この場合、ことばとしては出ていなくて、文字通りかくれんぼしてるからいいかと。脇の郷愁をくんでつけたみたいな句で、いい句だなあとおもいました。
あさよさん。新聞をさがしましたが、21日にはやはり載ってなかったよ。でも谷口しんや先生の月評がみつかったから、それを送るね。

ご無沙汰しています。相変わらずのバイタリティーに、ニヤニヤの心境です。
ところで、連句も然り、俳句もそうだけど、何故そんなに制約があるんだろう?もっと言葉を自由に操った方が素晴らしい世界が拡がると思うけどな。575とかじゃなく、詩的に想いに浮かぶ言葉を発してもいいような気がする。私も過去に川柳に興味があったけど、字余りやなんかに気を遣いすぎて本当の言葉を失くしてしまった。

「膝を叩いたら笑顔になった」

こんな調子で自分に納得しています。のんだくれの戯言ですからお許し下さい。

わ。ばどさん、ご健在でしたか。時々こちらのざりがにおっちゃんみるたび、なんとなくばどさんがうかんだ。あったことないけど、たぶんにてるような気がする。
ばどさんも連句しませんか。はまりますよ。式目のなかで自由によむところが楽しいのです。自由っていうのは本来不自由なものです。私はアルコールがだめで、本読んだりものを書いたりすることだけが、唯一の息抜きです。笑
まわしますので、待っててください。

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