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2006年9月16日 (土)

歌仙「菊」 15

budさんから花句がとどきました。
はじめて詠んでくださった花、そして恋句です。
はじめての人らしく、ルール違反の句もありますが、それもかまわない。
きれいに前句をうけて、自分なりに焼きなおして、全く違うものをお出しするという練習です。

歌仙「菊」(仮題)

初折オモテ
発句 生きたまま脳に届いて殖えて菊    冬樹 (秋)
脇   赤とんばうを放ちやる空        姫野 (秋)
第三 三日月に「子とろ子とろ」の響くらん  鍬塚 (秋・月)

四    シナモン味のパンをください     倉本 (雑)
五  スカートがはらり自転車から下りて 
  杉浦 (雑)
六    早き朝には冴ゆる橋げた       沢 (冬)

ウラ  
一  背振山ちぎれちぎれに雪降り初む    澄 (冬)
二    よく似た痣を見せ合つてをり      朝世(恋前)
三  短髪のうなじは白き指睦び    bud(恋)
四    発泡酒までおまけで釣るか    蛉(夏・恋離れ)
五  「親王誕生」こんなところに祝ひ旗 恭子(時事)
六    一挺二挺五つ玉十露盤     聰子(雑)
七  満月のうしろへ急ぐ馬の群れ    朝世(秋・月)
八    刈田狼藉許すまじいぞ      清志(秋)
九  啄みてひと声啼きしかちがらす   都(秋)
    言へない一句少年にあり     たから(雑)
十一 黄昏におさげひつぱる花模様        bud (花・春・恋
)        
十二

ばどさん花句(恋)

1「淡き恋遠き空とぶ大桜」
2「黄昏におさげひっぱる彼岸花」
3「やさしくも裏道を行く花模様
4「ドア叩くさくらはらはら昼下がり」
5「真っ直ぐにあなたを想う桜狩り」
6「さくら揺れ昼行灯の妾かな」

選句:ほかの句はどうでもいいくらい、2がよいです。でも、彼岸花じゃなかろう。彼岸花は秋じゃないですか。(いま、ひょろひょろと茎が出始めてます。)花の座はさくらだし、春だし、ことばも花といわなければいけないというきまりがあります。さくらという語で詠んだのは、ないことはないですが特殊例で、ほぼ「花」です。ですので、彼岸花を他の花の季語とすり替え、これをいただきます。ばどさん、今日から「恋句のばどさん」とよびましょう。びっくりしました。他の句もみんないいですよ。4とか、1とか。3はあさよさんの月のへ急ぐ馬の群れがなければ、これもまたいい。いちばん俗っぽい6だって、時と場合によっては面白い。花揺れて昼行灯の妾なる・・とかのかたちで使えると思いました。こういうときにたくさんできた句はノートにためておけば、又、いつか花の座で使えますので、ぜひそうなさってください。(これを「こじきぶくろ」というらしいですよ。座で巻くとき、ひそかに用意して、何にも即興で浮かばないときとかにそれをこっそり見て、句を案じる人は多い。はらみ句ともいいます。)いちおう、花模様をいれましたが、これ、花になるだろうか。よくわからない。花の下、とか花の色、とか、花いかだとかじゃないといけないか。

  次は姫野でした。あすまでになんとか。(子においはらわれた。)

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