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2006年9月27日 (水)

歌仙「菊」 25

歌仙「菊」(仮題)

初折オモテ
発句 生きたまま脳に届いて殖えて菊    冬樹 (秋・自)
脇   赤とんばうを放ちやる空        姫野 (秋・自)
第三 三日月に「子とろ子とろ」の響くらん  鍬塚 (秋月・場か半)
四    シナモン味のパンをください     倉本 (雑・半)
五  スカートがはらり自転車から下りて   杉浦 (雑・他)
六    早き朝には冴ゆる橋げた       沢 (冬・場)

ウラ  
一  背振山ちぎれちぎれに雪降り初む    澄 (冬・場)
二    よく似た痣を見せ合つてをり      朝世(恋前・半)
三  短髪のうなじは白き指睦び    bud(恋・半)
四    発泡酒までおまけで釣るか    蛉(夏・恋離れ・自)
五  「親王誕生」こんなところに祝ひ旗 恭子(時事・他)
六    一挺二挺五つ玉十露盤     聰子(雑・場)
七  満月のうしろへ急ぐ馬の群れ    朝世(秋・月・場)
八    刈田狼藉許すまじいぞ      清志(秋・半)
九  啄みてひと声啼きしかちがらす   都(秋・場)
十    言へない一句少年にあり     たから(雑、恋前・他)
十一 黄昏におさげひつぱる花篝     bud (花・春・恋・半)        
十二   ひらきひもとく春潮の渦       恭子(春、恋・半か場)

名残おもて

一  亀鳴くや張りて重たき右の乳    山本伽具耶(春、恋離れ、自)
二    どろどろどろっとぐちゃぐちゃぐちゃと   蛉(雑、場)
三  ああ僕の弔電四時に着くはずの       聰子(雑、無常、自)
四    吹雪の中をサラ金に行く           清志(冬、自)
五  餅を切る手に包丁の食ひ込みて        たから(新年、自)
六    二月になつて書く初日記           bud(新年、自)
七  むらさきの魚棲む昇仙峡の瀞         恭子(雑・場)
八    水の匂ひの消えぬ古寺       都  (雑・場・釈教)
九 1  学歴とか家柄とか太腿とか       蛉  (恋前)
   2 いやしかし人工方言癖になる          (雑)
   3 三時間ごとにリセットする記憶    (雑、病態)
   4 伯藝院圓蟲聖大居士[*1]に感謝する  (雑)

([*1]は手塚治虫の戒名だそうです。)参考:http://www.web-toku.com/~ihai/data.html
    

十                             聰子  (夏)
十一                            

鍬塚さとこ様。

とてもおいそがしいとは重々承知しておりますが、ほっと一息することが出来るのも、連句の功徳でございます。
きっと、選句もお楽しみいただけるんじゃないかなあとおもって、選句ごと、お願いいたします。九句目の冬樹蛉さんの句ですが、きょう、彼岸のお寺のお接待から帰って、冬樹蛉ブログを見て、必死で探したことばたちです。ほかに「チぃ~ボぉ~!「発情しちやつた」いいですね」というのもありますが。杉田かおるネタ。(これもとぼけていて、いいですね。5番目に入れてください。この固い人のやらかい部分をさがしたんですが、ななんと皆無じゃった。こんなひともめずらしい。一つ、「ほんものの真中瞳ヌード写真」ってあったので、開いたら、鬼太郎のめだまのおやじが入浴してる写真だったよ。)

夏の句か雑で短句でおねがいします。たのしみにしております。

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コメント

少し、一日かな、待ってもらえますか。実は明日教養講座の1時間分をまだ準備中のところへ、先ほど同じく夕方からの「笑顔の北九州をつくる会」発足の3分間の挨拶が回ってきたのです。今日記広場終わって見たのですが、又月でいいのですか。

くわつかさん。ほんとにすみません。
さいていのさばきですね。月、いちばんおっきな月を第三でよんでもらってました。夏の短い句をお願いします。

昨日の興奮で、まだぼーとしています。家柄と太腿のとりあわせが素敵なので、これをいただきました。すると「恋」三段階の恋です。合わなかったらまた作りますので・・・

七  むらさきの魚棲む昇仙峡の瀞         恭子(雑・場)
八    水の匂ひの消えぬ古寺       都  (雑・場・釈教)
九   学歴とか家柄とか太腿とか 
      蛉  (恋前)

  イ 君を殺めん檜扇あやめ
  ロ 文字摺草のねじれをとけば
  ハ ブラジル原産含羞草なり

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