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2006年8月 3日 (木)

課題句「魚」

 課題句「魚」  『樹』8月号より

      太田 一明・選

特選

   魚棲めぬ郷川となり草矢とぶ  井上 ちかえ

   海の家魚の家を借りている   阿部 禮子

   雲海を抜ける金魚のペンダント  小森 清次

佳作 

   蠅生る松の実生の魚箱に     木村 賢慈

   足萎えの魚匿まふ蚊帳釣草   姫野 恭子

   颱の眼の中魚拓が泳ぎだす    堀井 芙佐子

   夏風邪に魚の擂り身のほの白し   依田 しず子

   高級魚となりし鰯や海明ける     宮川 三保子

   墨匂う魚拓の目玉梅雨明ける    佐藤 綾子

  魚屋の松ちゃんの嫁水を打つ     広重 静澄

  懸命に稚魚留まりて五月川       澄 たから

  紫陽花へ泳がせている干し魚    竹原 ときえ

入選

  夏山や思い巡らし雑魚寝かな    田中 恵

  着信あり眠れる金魚動き出す    林  照代

  白雨かな魚太らせる悪口      鍬塚 聰子

  梅雨寒や店に魚拓と手書きメニュー  神無 月代

  魚焼く大根おろしの付かない日    島 貞女

  過疎の店魚拓の額のかけてあり    太田 つる子

選者吟

  梅雨出水拾った魚が雲になる   太田 一明

主宰吟

  胎内を魚眼で通る青嵐     瀧 春樹

ゲスト吟

  稲光魚棲む淵の深さかな    斧田 千晴 

※斧田さん、この句もすごくいいですね。原爆忌と敗戦日の魚の句は、もし行けたら、ナガサキへ行き、当日句として出してくる。これらもいい句だったから・・捨てるに忍びない。

 九月号「口」

 十月号「飾」

 十一月号「散」 

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