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2006年8月 5日 (土)

十万円

『生きて死ぬ私』(茂木健一郎)にこうもこころ動かされたのは、書かれていることが、森羅万象すべての領域から私的な記憶まで、自分のこころの赴くままに筆が走っていて、その視点には深みと優しさと希望があったからです。今までにないタイプの学者の文章だと思いました。いまの自分がほっとできるのは、こういう文章なんだなときづきました。偏っていない。総合的でありつつ、一天を仰ぐ求道心があります。とてもきもちがいいです。このきもちのよさは、マリオットの盲点のアッサムさんの世界ともどこかでつながっているようです。

昨夜いただいたコメントに答える意味もあり、セルフカウンセリングみたいに、自分の結婚生活を振り返ることにしました。

昭和56年春にけっこんしたのですが、ハカタで暮らし始めたとき、夫がわたしに渡してくれた生活費は十万円でした。白い封筒に入れられたそれを持って、家賃3万八千円の2DKで、どうやってしのいでいけるだろうかと不安でいっぱいだったのを覚えています。

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