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2006年7月26日 (水)

黒マリア

八女図書館と佐賀図書館と久留米図書館によく行きます。

雨の先日、閉館間際の久留米図書館に本を戻しにいったとき、十冊近くまた借りてきたのですが(全部をきれいによめるわけではありません。意識の向かう方向に触れた本という意味です。鉱脈をあてるダウジングってこんなでしょうかね、きっと)、そのなかに、タンゴの本が一冊ありました。で、パラパラとめくると、最初のところで、移民の歴史が書かれていて、黒マリアの写真が目に飛び込んできました。

ああ、と思いました。あれはもうずいぶん前、「連句誌れぎおん」で恋の歌仙を巻いたときに、「黒マリア」と題する一巻を巻いた。題は私がつけたので、記憶しています。留め書きも私が書いたので。関西の小説家(斧田と同じく超マイナー、だがめちゃくちゃ硬派)三木祥子さんが出された一句、

 黒マリア受難生み出す陰を持ち   祥子

からとりました。ほんとにこの句をみたときは、おおっ!と感動したのを忘れません。(陰はホトと読みます)。

ミッションスクール短大に通った二年間、キリスト教にかなり感化されましたが(毎月教会に行ってレポートを出さなきゃならなかった)、それでも、仏教と神道で育った身には、アクセサリー的な信仰でしかなく、エキゾチズムはかっこよかったのでしたが、どうも処女受胎とかが腑に落ちなかったのです。とても偽善的に思えて。

歌仙を巻いたそのころは、ムスメがまだ高校生で、コミケってのに熱中してまして、そのお付き合いのお仲間に漫画『ゼロ』という薀蓄漫画の原作を書いておられる作家の娘さんがおられて、戴いた「ゼロ」にちょうど黒マリアのがあったわけです。(この作家は「緋が走る」という陶芸漫画の原作も別名で書いておられる。「ゼロ」は愛英史、「緋が走る」はジョー・指月という名です。代表作に「アストロ球団」がある、山口県人)。

こういう話題は入り込むと抜けられなくなりますのでしませんが、このブログの始まりから陰陽五行の冬の色、黒がちょっと気になってまして、水もきになってまして、それでつい、書きました。

「ミッドウエー海戦」にコメント下さったアストロリコのヴァイオリン奏者麻場利華さんのアサバとはあちら南米のことばでは「黒」を意味する言葉らしく、こういうのってふしぎですよね。

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