無料ブログはココログ

« お茶摘み後 | トップページ | 天魚先生のことば »

2006年5月24日 (水)

真夜中にゴミを出す人

   真夜中にゴミを出す人 

                 姫野恭子

 真夜中にゴミを出す人

 電信柱の傍にうずくまる

 黒いビニール袋の塊たち

 

 街が眠っている

 昼間 車の喧噪に充ちていた通りに

 走り過ぎる車はまばら

  

 ガソリンスタンドもパチンコ店も

 喫茶店もアドバルーン工場も

 フェルト倉庫も郵便局も

 みんな地面にひっそりとうずくまる

         真夜中にゴミを出す人

         星空はいつしか忘れた

         見あげても 星を探せぬ夜々

         コンクリートの中で錆びつく

         銅色(あかがねいろ)の魂

 

         プランターの中で

         アリマキに蟻は忍び寄る

                 (1990夏-博多区那珂)

« お茶摘み後 | トップページ | 天魚先生のことば »

コメント

那珂川に住んでらしたころの詩ですか。
昨夜寝ようと思ったらもも太郎の姿がない。夜中の二時、一度は床につきましたが、きがかりで起き出して懐中電灯持って、さがしました。寒い風の中、ぐるっと団地をまわってくると我が家の階段にいるではありませんか。
それでこの詩の真夜中のアリマキが真に迫っています。フエルト工場がいいですねえ。

ももさんはなぜももなのです?ももたろうはほんとにももたろうっておもった。ぬーぼーとして哀愁をたたえてひっそりしとる。
那珂は那珂川とは違います。笑
那珂川は博多じゃないな。郊外。でも那珂は竹下近くの工業地帯ってかんじ。実景です。そうそう有名な青果市場があった。それも入れときゃよかった。十二年もいた。
あのころはおさなごをかかえ、だれも友もなく、孤独でした。世の常として夫は接待で帰らない。真夜中にゴミだしして月をあおいで嘆息する日々でした。なんて平凡。

仕事でパソコンを開く度、まず恭子さんのブログを見てます。今日で仕事がやっと一段落。今日は子供の携帯のことでちょっと聞いてほしい。3日前に同級生からCメールが着て、これが際限ない。返信しないと「返信しろよ」と来るし、送ったら送ったで返事を待ってるし、お互い止め際が難しいみたい。恭子さんや学校の先生が言っていた意味がよくわかった。今日携帯を忘れていったので、電源を入れて(違法だそうだが)履歴を見てみると「殺す・死ね・抹殺」そんな言葉のオンパレード。ちょうどそこへ着信音。悪いけど開くとその相手から「おはよっす」にニコニコマーク。しまった。また「何故返信しなかった」と学校で責められるのだろうな。ごめんよ息子。子供が「殺される」とすぐ口にするので、よく聞くと、くすぐられることらしいが、親としては、その言葉は心が痛い。まして、文字になるともっとだ。しばらく携帯は取り上げようかと思う。頭が固いでしょうか。

佐賀へ行こうとして、ちょっと気になり開きますとまりさんの悩み。わかります。
はなしことばが書き言葉になると残るから、考え込むよね。こどもは軽いきもちで、発散ことばの一つとして使っているんだよね。でも親はぎょっとする。ましてや入学したばかりだし、友達は遠いとなると、取り上げてしまうのも同情することでしょう。うちは友達が遠いといっても、筑後一円だから自転車こげば会えるけど、よしくんは電車にのらんと友達付き合いできないんですからね。
ケイタイ、うちは去年受験時にもたせたらろくでもなかったので(笑)私は気づかなかったけど主人がひらいて気づいて没収。以後ほしいというたび、おとうさんに言ってみてというと、やっぱいいといいます。去年、溺愛されてた父親から折檻されたショックで、父と距離を置くようになった。それがちょうどいい時期だったなあと今、思います。男はいつかすべて自分に引き受けんといかんのやから。孤独に耐えんといかんのやし。
中学一年から二年、いちばんあやうい時期です。うちもまだ途上、いま、ケイタイはやってないけど、パソコンでハンゲームをやってる。(だから夜わたしはパソコンできないのだ。)時にチェックします。チェックしながら、信頼している状態。
この時代、たとえ取り上げたとしても、また同じようなことは何度もおきると思う。
まりさんはとってもうまくよしくんを見守って育てていると思います。あんなに大人(たいじん)の気風をただよわせている子は滅多にいません。生来の気質でしょう。
どうするにせよ、大丈夫と信じて、がんばってね。それしか言えんなあ。ごめんね。
それと。ロシア映画「父、帰る」。お勧めです。(って、詩人・高橋睦郎先生絶賛)

佐賀までお疲れ様でした。忙しい時にかかわらずお返事くれてありがとう。困ったとき相談できる友達がいてくれて私は幸せだと思う。
よしと落ち着いて話をしてみるね。でも親が踏み込み過ぎないようにしなくてはね。信じて見守る。その覚悟はしていたつもりなのに.....難しいね。いちいちうろたえずどんとこいと構えていましょう。
まだまだこれからだ。

なぜ、ももかって?
①石井桃子さんが好き
②エンデの「モモ」が好き
それでこどもに「もも」か「桃子」としたかったのですが、伯母に同名がいて、彼女は美人だった故に略奪婚。そして不幸にも旦那のいわゆる花柳病を移され、脊椎カリエスになった。
それで娘にはあきらめて、パソコンはももちゃん、猫はもも太郎とつけました。高木一恵さんもパソコンに名前つけてると聴いて以来です。

まず、ももがあってももたろうがあったのですね。逆かとおもってました。でも、さとこという知的で慎ましいおなまえでよかったですね。その美貌だと略奪婚どころの騒ぎじゃすまなかっただろうから。笑
わがブログの師と仰いでるあっさむさんの頁にラジオコラムの紹介がありました。二編きいた。一つはすごい勢いで広がってるエイズのこと、もうひとつは5・16づけ、アメリカでおきてる意識の変化について。後者はぜひ、きいてみて。目からうろこ。耳からさかな。アドレスは、
http://tbs954.cocolog-nifty.com/st/2006/05/516_7b64.html

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 真夜中にゴミを出す人:

« お茶摘み後 | トップページ | 天魚先生のことば »

最近のトラックバック

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31