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2006年2月27日 (月)

二月の句

 あるじ顔してひよどりが梅を見る  益田 清

 光悦忌三条木屋町ピアノバー   原 しょう子

 川が曲れば国道曲る芽麦村    足立 雅泉

 雪山に春の夕焼滝をなす      飯田 龍太

 春雷や牡丹の蕾まつ蒼に      川端 茅舎

 

  俳誌「樹」三月号課題句「薬」    太田 一明 選

特選  

  薬石を費やし春の化石かな     鍬塚 聰子 

  薬袋に仕舞ふ真冬の星一顆     姫野 恭子

  薬石の効なく逝けり雪だるま     堀井 芙佐子

佳作

  薬指染めて寒紅引き終ゆる    井上 ちかえ

  風邪の子の好きな薔薇色水薬    依田 しず子

  百薬の長(おさ)引き連れし雪見かな  小森 清次

  薬袋を冬夕焼に見せている     竹原 とき江  

  丸薬の家出しており冬廊下     古永 房代

  薬の字のきらめく店舗年の暮    木村 賢慈

  薬一錠いつもポケットにある寒さ   佐藤 綾子

  枯れ残る情念もあり薬師草    林 照代

  初荷とて世間話と置き薬      山下 整子

選者吟  

  春の野といふ良薬を踏みしめる  太田 一明

主宰吟  

  風眩し薬罐に朝の水満たし   瀧 春樹 

 

※飯田龍太と川端茅舎の句は、中学一年生に歳時記を与え好きな春の句を選句させた結果です。「おおお!」とおもった。

川端茅舎は日本画家川端龍子の異母弟です。この句はすごいけどずいぶん派手で若いなあとも思うのは、自分が年をとったからですね。笑

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コメント

新潟の小森清次さんの訃報に遭遇しました
もっと長生きしてほしい方でした
ご冥福をお祈り致します
合掌

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