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2006年1月14日 (土)

どつぼにはまる

あんまりいい言葉じゃないな。でもほんとにどつぼに嵌ってしまったのだ。

母と叔母を軽自動車に乗せて雨の中、鍼灸院へ急いでいた。院の裏手には川が流れていたことをふと思い出し、一度も通ったことのない小道へと入る。道のすぐそばに川が流れており、この川は鍼灸院へと続く川と思ったからだ。なのに軽一台通るのがやっとのその道は、途中で蛇行し、ほんのちょっと狭くなってもいた。どつぼにはまってしまったことに気づいたのは、引き返せないとこまで来てからだった。

退けないなら、前に進むしかない。左ミラーをブロックで擦って、とにかくすすむ。先はTの字の右の出っ張りのとこがコンクリの細い橋で、左はやはり細い道が申し訳なさげに続いてる。右横は川、左はブロック塀。ううう。

じぶんでじぶんをののしりながら、曲がれそうもない狭い直角カーブを曲がることにした。ていうかそれしかない。少しハンドルを切ってはドアを開け川に落ちないか、ブロックにぶつからないか、タイヤを確かめ地面を確かめ車を動かす。ところが、だんだんどつぼにはまっていくのよねこれが。

JAFを呼ぼうか。でもこういう時に限って番号が出てこない。主人に電話しても遠い、父もいない。時間だけがすぎていき、母たちが言った。元田先生に電話してん。ということで、鍼灸師の先生にかくかくしかじかで遅くなりますと電話すると、はいはいわかりましたすぐ行きます、と言ってJAFみたいに駆けつけてくださった。そして、左のタイヤを橋げたに乗り上げながら、こまかにハンドルを切ってはちょっと動かし、を繰り返し、なんとか窮地を脱することができた。地獄でほとけって、あるんだなあ日ごろ罰当たりなことばかり言っておりますし多分これからも言うでしょうが、神様、今日だけはあなたを信じます。

八女北国武の鍼灸師元田先生。新年早々助けていただき、ありがとうございました。

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コメント

姫野さん、私はあなたの専門分野である部
分に関しては知識が疎いので何も言葉が返
せませんが、こんな人間らしい出来事には
とても関心があり、笑えました。日頃、難
しい事を言ってる姫野さんも普通の人なん
だなって安心した次第です。

そのくらいの手助けなら、いつでも馳せ参
じますよ。お声を掛けて下さい(笑)

おおばどさん。ありがとう。
これまで一番怖かった「突破」は、黒木のキャンプ場へ子供を乗せて軽トラで駆けつけたとき。急いでた。山道を行った。ぐるぐる林檎の皮むき道が十分つづき最後、行き止まり。U字をさかさまにした物体が地に埋め込んである。ひきかえせん。すすめん。どうする?U字をひっこぬこか思った。
決死の覚悟で子に歯を食いしばらせて山の
斜面からUをぬけた。以来軽トラ大好きだ。

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