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2006年1月24日 (火)

無冠の男 1

元旦に引用しようとした憲政の神様尾崎行雄の言葉に、先日また八女老人会誌でも出合いました。引用から逃れられないみたいです。

  On  life's  stage,  always  be  prepared  for  the  future.

人生の本舞台は常に将来に在り。意味するところは「昨日までの仕事は、すべて今日以後の準備行動にすぎない。人間たるものは、そう心得ねばならぬ。」(小島直記)

昭和八年尾崎行雄75歳、大変な失意に見舞われたとき得た言葉だそうです。尾崎は96歳まで生きて逗子で亡くなりました。披露山公園には直筆の石碑が残っているそうです。「今日までの失敗は、今後成功するための試練だ、準備なのだ。人間はいくら年をとっても、昨日までの経歴は学校でいうなら予備門で、今日以後の修行が本当の修行なのだ。死ぬまでその気でやるべきだ」と、かれは悟ったそうです。しかも「この思想は私の思想中の最も貴重なもので、これが浮かんだだけでも私は生れ甲斐があったと思っている」(自伝)と記し、老躯をひっさげて敢然と軍国主義、ファシズムに挑戦しました。小島直記の「無冠の男」上巻には、そんな尾崎の若き日の未熟な無軌道ぶりも恬然と書かれており、なんだかとても鼓舞されます。同じ郷土の若き起業家堀江貴文氏が失墜した今、この言葉を真っ先に彼と彼を支えた人たちへ贈りたいと思いました。

君が代を国歌として発見した(発掘というより発見だと感じます)乙骨太郎乙を調べにやみくもに静岡の沼津へ行って、そこでばったり出会ったのが自分と同郷の小島直記著「無冠の男」だったことに沼津から帰って気づき、灯台元暗しの感に打たれました。ここに描かれた乙骨太郎乙の姿を、数日にわたって引用したいと思います。

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